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第29話 到着(1) ページ7

弥「悠く〜ん、早くお菓子買おうよ〜、アイス買おうよ〜、喉乾いた〜」

皐「己は駄々っ子か?!やめろ張り付くな暑苦しい!」

澤村と話していた悠鬼に、弥生は張り付き出した

和「私甘いの欲しい〜、お兄ちゃん買って〜(棒)」

皐「んな棒読みなおねだりがあるか…、ったく、早く買うぞ、先輩たちと烏野の皆様はどうしますか?」

天「じゃあ俺も何か買おうっと〜」

白「俺もそうします」

五「金銭的に、俺はゴリゴリ君のアイスしか買えねぇや…」

皐「え、奢るけど?」

五「は?!いやいやいいよ別にそんな…」

皐「いや工だけじゃなくって、皆さんのもだけど…」

全「え?!」

皐「だから奢りますって…、暑いから早くしてくんません?あ、1人五百円までですからね」

そう言いながら悠鬼は店に入って行った


その後、殆どの者が悠鬼に奢ってもらった

谷「すすす、すみません、こんなに買ってもらっちゃって…、あ、私持ちます!」

皐「え、……ぁ、大丈夫っす、見てくださいよこれ、身内だからってこんなビニールパンパンになるまで菓子詰め込んだんすよあの妹は、谷地さん飲み物しか持ってきてないじゃないっすか…」

そう言いながら悠鬼が谷地に見せたビニール袋には、スナック菓子や氷菓がぎっしり入っており、破けてしまいそうであった

弥「ププッ、しかも自分で持たないっというねw」

影「悠鬼さん、俺が持ちます!」

皐「え、いいの?ありがとな〜、影山!」


鳥「っつうか俺はお前の財布の中に万札がたくさん入っていたことに驚きを隠せないんだが…」

皐「じいちゃん金持ちですからw」


坂ノ下商店を出て、皐月川家に向かう身長180越えの男たち

客観的に見ても怪しい集団にしか見えない



しばらくすると到着した、皐月川家

目の前に立ちはだかる大きな木製の門や塀に、皆はポカーンとしてしまっている

皐「あれ、門空いてる、もう帰ってきてたのか?あいつら」

悠鬼はそう言いながら、門を押し開き、中へ入っていく

弥生と和鬼も後についていく

弥「わーい、ひっさしぶりの我が家だ!」

和「あれ、先輩たち、早く入りましょうよ?」

天「いや、うん、なんていうか…」

田「まじか…」

西「すげぇ…」

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点O - めちゃくちゃ面白いです!オリジナルキャラの性格とか名前好きです!ストーリーや設定ももちのろん好きです!更新頑張ってください! (2020年5月29日 3時) (レス) id: 0f610149d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜並木 | 作成日時:2020年5月14日 1時

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