三社鼎立��・助修士と黒悪魔�� ページ32
太宰「なるべく危険がないようにするから」
『ありがとうございます…』
私も、国木田さんと社長に教えて貰ったことが沢山あるし、異能も使い慣れなきゃいけない。死ぬ気で頑張ろう
太宰「と、まあ奈穂ちゃんに言いたいことは一つ終わった」
『一つ？』
太宰「あぁ…ちょっとね」
声のトーンを少し落として、太宰さんは言った
太宰「奈穂ちゃん……あの時、私が来る前に誰か来なかったかい？」
私は固まってしまった
なんで分かってるんだ、この男は。もう怖いんですけど
『えと…まあ、来ましたけど……何でですか？』
太宰「矢っ張りか」
溜息をつきながら太宰さんは言った
太宰「いやね、私が来た時に閉まってなきゃいけない扉が開いててね、奈穂ちゃんの部屋まで簡単に行けたんだよ」
もしかして……
"貴様はお人好しすぎるのだ"
……芥川くん？森さんが行った後に来たのは芥川くんと太宰さんだけだし……。じゃあ…芥川くんしか有り得ない…か
『……ずっと…助けられてばかりだ』
太宰「何か言ったかい？」
『あ…いえ、何も！』
なんで？なんで私を毎回逃がしてくれるんだろうか？命令に背いてるってことになるのに……なんでだ？それに、最近ずっと芥川くんのこと考えてるし……推しだから？推しだから考えちゃうのか？いや待て、そんなんじゃない……真逆…これって……
太宰「……ともかく、私はもう行くよ。敦君が待っているからね」
『あ……はい、ありがとうございました』
太宰「じゃあ、よろしくね奈穂ちゃん」
『はい！』
太宰さんは微笑んで部屋を出ていった。私は暫く自分の手を見ながら動かなかった
・
・
太宰「全く……彼に取られそうだとは考えていなかったよ」
〜講堂〜
乱歩「暇だ〜外出たい〜」
与謝野「今出たらマフィアか組合に頸を捥り取られちまうよ」
あの後すっかり全回復した私は講堂で
福沢「監視映像に異常は無いか」
与謝野「今の処は退屈な映像ばかりだねェ」
監視映像には人一人も映っていない
福沢「この講堂は通常入口が存在せず、侵入には地下の廃路線を通る他無い。故に敵兵が侵攻して来た時、路線内の監視映像によって、事前にそれと知れる」
与謝野「道中は罠も満載だしねェ。この地形で侵掠戦なんて、余程の大軍隊でもなきゃ二の足を踏むさ」
此処の施設すご……
助修士と黒悪魔�◆�The strategy of conflict�、�←三社鼎立��
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 105人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るーりん(プロフ) - 七巳流さん» ありがとうございます！大丈夫です、私も分かりません() (2022年9月9日 23時) (
レス) id: dba2b4d298 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - ドックフードの件が良い！！！ (2022年9月9日 22時) (レス) @page38 id: 946d7e89eb (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - 芥川さん可愛い。恋を理解できてないのも良い。恋私も知らないけどね！！！ (2022年9月9日 21時) (レス) @page8 id: 946d7e89eb (このIDを非表示/違反報告)
るーりん(プロフ) - 三斗(トリップ願望者)さん» ありがとうございます！！そう言って頂けてとても嬉しいです！！ (2022年7月15日 22時) (レス) id: dba2b4d298 (このIDを非表示/違反報告)
三斗(トリップ願望者) - 夢主ちゃんの性格いいね！こう！THE一般人って感じがする！後、書き方うまいですね！文章の間の間隔とか！ (2022年7月15日 22時) (レス) @page15 id: 1595fb6da3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：るーりん | 作成日時：2022年7月3日 22時
