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最後の日2 ページ21

楽しかった1日を過ごし、夜になった。

寝る前にコンコンと、リヴァイの部屋を訪れる。

貴「リヴァイ」

リ「何だ」

貴「昼間に言ったでしょ、プレゼント」

無言でこちらを向く。

貴「リヴァイは前、私にこのイヤリングくれたでしょ?私からはこれ!」

冬場に役立つマフラーと、紅茶のカップ。

カップを机にそっと置き、マフラーを自分に巻きつけた。

貴「…それと、私をあげる」

驚いた顔で私を見つめるリヴァイ。

貴「私はこれからもずっと、あなたの物だから。またいつか、絶対に帰ってくるから」

すっと真顔に戻って立ちあがり、強く私を抱き締める。そしていつもより長く熱いキスを数回、繰り返した。

貴「っはぁ…リヴァイ…///」

リ「…一生大切にすると約束しよう。カップもマフラーも、Aも」

貴「ありがとう」

寂しいのか嬉しいのか、涙がつーっと頬を伝った。

貴「ずっと一緒にいたい…」

リ「すぐに帰ってきたらいい話だ。」

そのままベッドに引き込まれて、手を繋ぎ、朝まで寄り添って眠った。

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作者名:さき | 作成日時:2019年7月24日 11時

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