60,ちょっとした出来心です！2【一年生】 ページ11
続きです！
何も知らない灰崎くんがキャップを回した瞬間、
ぶしゅーーーっ！！
勢いよくサイダーの飛沫が灰崎くんの顔面にかかった。
灰崎:「……………。」
坂野上:「み、水野さん謝った方がいい……あれ？いない？？」
一星:「逃げたみたいだね…。ドアが開いてる。」
一星君が指差す方を見ると、確かにドアが開いている。再び灰崎くんを見ると、
灰崎:「あの野郎………今日という今日は絶対にゆるさねぇ！！」
そう言って部屋を出ていく。慌てて俺も追いかける。
美月:「ヽ(ヽﾟﾛﾟ)ﾋｲｨｨｨ!」
灰崎:「ふざけた真似しやがって！！勉強教えてやってんだろうが！！」
すぐに掴まったようで水野さんは灰崎くんに迫られている。
美月:「ご、ごめんなさい！ほんの冗談だったの！だって、灰崎くん居眠りしてたから…私には居眠りするなって言ってるのに…狡いと思って…。」
灰崎:「ふざけんな！！マジでぶっ飛ばすぞ！」
今にも掴みかかりそうな灰崎くんを止めようとしたとき、
鬼道:「灰崎、何を叫んでいる？」
美月:「き、鬼道さぁん！」
水野さんは鬼道さんの後ろへ隠れてしまった。
灰崎:「おい美月！！」
鬼道:「落ち着け灰崎。美月、何かしたのか？」
美月:「はい。実は…灰崎くんが居眠りしてたので振ったサイダーを寝起きに渡したら、それを灰崎君が開けてしまって、ぶしゃあーってなって…ほんの冗談だったんです…。」
な、なんかちょっと語彙力が…。
鬼道:「そうか…。なら、しっかり謝らないとな。」
美月:「はい…。灰崎くん、本当にごめんなさい！もうふざけたり、サイダーを振ったりしません。」
灰崎:「…(-_-#)」
鬼道:「灰崎、許してやれ。な？お前も大人だろ？」
灰崎:「……ちっ！マジで次同じ事をやったら許さねぇからな！」
坂野上:(鬼道さん、すごい…。)
上手く灰崎くんの怒りをおさめた鬼道さんにひたすら感心する俺だった。
61,逃げられないですね2【刻印組】→←59,ちょっとした出来心です！【一年生】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
skyラビット(プロフ) - マーアルさん» リクエストありがとうございます！すいませんが今度からはリクエストがある場合、番外編�い諒�でお願いします！ (2019年2月21日 14時) (
レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
マーアル - リクで鬼道さんお願いします！内容はお任せします！ (2019年2月21日 14時) (レス) id: f110a7e8c9 (このIDを非表示/違反報告)
skyラビット(プロフ) - しゃろさん» リクエストありがとうございます！了解です！ (2018年12月9日 15時) (レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
しゃろ - リクエスト失礼します！番外編1にあった「気になります！」編のヒロト&タツヤverか一星か不動くんのが見てみたいです！多くてすいません！ これからも更新頑張ってください！ (2018年12月9日 14時) (レス) id: bf4b07cc24 (このIDを非表示/違反報告)
skyラビット(プロフ) - 五蝶繚乱･春華さん» そうですね！(^^)了解です！リクエストありがとうございます！ (2018年12月9日 10時) (レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：skyラビット | 作成日時：2018年11月26日 23時
