やんちゃ小僧のやんちゃ師匠

技術の進歩と変わらぬもの ページ6

『なんだ、消えたな。』




ま、隊員の安全を考慮した技術の進歩と言ったところか。




『…これが私の時代にあればな。なんて思っても遅いか。でも、』




弱点が同じなら、殺し方も一緒だ。









歌川「菊地原！！」




菊地原"聞こえてるよ。声大きい。"




風間「ネイバーか、誰にやられた。」




菊地原"それが、見えないんですよ。ほんと一瞬でした。"



風間「…新型の可能性がある。嵐山隊、太刀川隊、総員発見次第捕獲、抹殺だ。」




太刀川「新型なら相手してみてぇな。」




嵐山「そうですね、市民の安全も考えて捕獲して調べるのがいいです。」









ベイルアウト









風間「…歌川か」




歌川"…はい。"




風間「相手はどんな能力を持っていた。」




歌川"…女の子です。"




太刀川「女？」




歌川"でも素早くて、カメレオンで姿を消しても的確に頭を潰しにかかってきました。"




太刀川「…弱点が知られてるってことか。」




風間「情報感謝する。残っているやつで、歌川がやられた辺りを取り囲め。









確実に仕留める。」









『…ありゃりゃ、見つかっちゃったな。』




こっち、生身なんだけどな。




『まぁ、一人づつなら殺れるか。』



お相手さんには申し訳ないけど、こっちも命かかってるんだよね。




『…本気で叩き潰させていただくよ。』

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