二宮サンは容赦ない ページ38
勝者、ゲスト
出水「10本中1ひきわけ9勝……!!」
普通にありえない数、逆の点数なら、太刀川さんは多くの隊員から奪ってきた。
だけど、今回の点数からして太刀川さんのポイントはごっそりとられていくだろう。
出水「1万くらいポイントとられてるんじゃ……」
二宮「今回はポイントなしだ。……さて、」
ウィーン
太刀川「もう一回!!!頼む!!!美味しいお餅あげるから!!!」
『やかましい!!負けを認めろモチヒゲ!!』
太刀川「惜しいんだよ!!!小指に旋空孤月かすったんだよ!!!」
『知るか!!…………では、二宮サン、ブースへ。』
二宮「その前に、そのバカを引き剥がしたほうが得策だ。」
『助言ありがとうございます。……では、』
太刀川が腰にまわしてる腕を引き剥がし、
私の正面に向かせ、
太刀川のゴールデン・ボールを思い切り、
『男じゃないと、容赦なく攻撃できるから楽しいんだがな。』
出水「……て、あ!!!あんた、確か今日警戒区域に入ってた子供!!」
思い出したかのように叫ぶ出水。
股間を押さえながらのたうちまわる太刀川と違い、冷静な二宮は少し眉を上げる。
『あぁ、実はあれランニング中でさ。ネイバー来たから逃げてたんだよ。
連絡入れるの忘れてて真史おじさんにも敵認定されたから散々だよ。』
出水「あー……そう、だったのか?」
『個人的にもおじさん的にも、目立つ行動は押さえておきたいから他人の振りしてたんだけどね。疑うなら本部長に言ってこい。』
出水「まぁ、そこまで言うなら信じるけどよ…。」
……よし、なんとか誤解は解いた。
二宮には存分に勝ってもらうとするか。
…個人的にはもう逃げたいんだがな。
130人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ワールドトリガー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桃の缶詰っておいしいよね(プロフ) - すももさん» あぁ……!!!( ゚д゚)やってしまった!!忠告ありがとうございます!!! (2019年12月27日 22時) (レス) id: d7a61f0ac1 (このIDを非表示/違反報告)
すもも - 風間さんのお兄さんが亡くなったのは第1次侵攻の時じゃなくてそれよりも前です……。 (2019年12月26日 11時) (レス) id: 36617f7fda (このIDを非表示/違反報告)
天元の赤百合 - とっっても面白いので早く続きが読みたいです! (2019年12月8日 18時) (レス) id: 8b1d0909e8 (このIDを非表示/違反報告)
桃の缶詰っておいしいよね(プロフ) - ありがとです!ゆっくりですが、頑張りたいです! (2019年10月15日 23時) (レス) id: d7a61f0ac1 (このIDを非表示/違反報告)
死蝶(プロフ) - 面白いですね!続き楽しみにしてます! (2019年10月14日 15時) (レス) id: 3d51fd0542 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桃の缶詰っておいしいよね | 作成日時:2019年10月13日 23時