ご対面、変わらぬ癖 ページ11
『へぇ、意外と近未来的。』
太刀川「無駄に白いんだよな〜。お陰で目がチカチカすることあるわ。」
風間「それはお前が期日前まで提出物を溜めておくせいで一夜漬けするからだろう。」
木虎「…嵐山さん、あのお二方はなぜこんなに緊張感が無いのですか。仮にもA級2名を緊急脱出させたのですよ?」
佐鳥「佐鳥もいますよー!!!あ、捕まえられたんですね!」
時枝「囮お疲れ。お陰様でね。」
……本当に、緊張感がないと言えるか?
本当にないのなら……、
『さっき倒した奴ら含めて監視に回さないはずだよね。どうも結構警戒されてるな。』
風間「当たり前だ。警戒区域に入るだけでも厳重注意であるにもかかわらず、トリガーの詳細、支部長と兄の関係も知っている。」
出水「記憶を消す前に、お偉いさんに会うんだ。なかなか表情変わらないぞ。しかも、今回の件はお怒りだ。」
…へぇ、お偉いさんねぇ。
『城戸さんだよね、ホームページで見たことがある。』
ホームページの顔写真が、私と最後に会ったあの怖い顔とそっくりだ。
菊地原「…見た目脳筋なのに、情報は少し強いだけだね。」
歌川「おい菊地原、刺激するなよ。今度こそ手をつけられなくなるとまずい。」
『そんなに暴れないよ。時と場合によるよ。』
風間「…ここだ。」
うわ、広い扉。扉というか自動ドアだな。
コンビニでよくあったけど、こんなに重い扉見たの初めてだわ。
『失礼しまーす。』
風間「話が終わったらとっとと出て行け。」
『あ、私だけなのね。』
…弟と呼ばれるのが嫌なのか、身長が私より小さいのが嫌なのか…。
どちらにせよ、死んだもんはしょうがない。
でもまぁ、私は元の姿になりたいと思うな。
…八百屋のおじさんがまけてくれるのは嬉しかったけどね。←
130人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ワールドトリガー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桃の缶詰っておいしいよね(プロフ) - すももさん» あぁ……!!!( ゚д゚)やってしまった!!忠告ありがとうございます!!! (2019年12月27日 22時) (レス) id: d7a61f0ac1 (このIDを非表示/違反報告)
すもも - 風間さんのお兄さんが亡くなったのは第1次侵攻の時じゃなくてそれよりも前です……。 (2019年12月26日 11時) (レス) id: 36617f7fda (このIDを非表示/違反報告)
天元の赤百合 - とっっても面白いので早く続きが読みたいです! (2019年12月8日 18時) (レス) id: 8b1d0909e8 (このIDを非表示/違反報告)
桃の缶詰っておいしいよね(プロフ) - ありがとです!ゆっくりですが、頑張りたいです! (2019年10月15日 23時) (レス) id: d7a61f0ac1 (このIDを非表示/違反報告)
死蝶(プロフ) - 面白いですね!続き楽しみにしてます! (2019年10月14日 15時) (レス) id: 3d51fd0542 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桃の缶詰っておいしいよね | 作成日時:2019年10月13日 23時