桃球カオス冒険録｛虚言の章｝

第82話〈王ドラと・・・〉 ページ12

ギャラクティックナイト「感謝するぞ、ミズハ・・・」




王ドラside


マホロアさん・・・やっぱりなにか企んでたんですね！


王ドラ「皆にも伝えないとですが・・・確証が無いこの状況で言ってもマホロアにシラを切られますし・・・」


ｻﾞｯ


ｻﾞｯ


？「すまない、少し良いか？」


ん？


王ドラ「貴方は？」


？「我の名前は言えぬ、ただ1つ聞きたい。此処にマホロアという奴が来なかったか？」


王ドラ「来ましたが・・・マホロアさんがどうかしたんですか？」


？「私は彼奴に奪われた"ある物"を取り返す為に此処に来たんだ・・・私の住む星に数十年前から置かれていた・・・＜ローア＞を」


ｯ!


＜ローア＞を取り返しに来た！？


それに・・・私の居た星って・・・。


＜ローア＞があった星・・・〔ハルカンドラ〕には今は住人はもう居ない筈・・・。


まさかこの人……っ！


王ドラ「貴方・・・まさか・・・」


？「今の情報で私が誰か理解したのか。物分りの良い奴だ。そう、思っている通り私の名は―――だ」

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