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1 不逞浪士 ページ3

…事件は突然起きた。


目の前から人が歩いて来たと思えば僕を睨みつけ、金を出せと。

A「嫌だ…」

男1「あぁ?俺達に逆らう気なのか?」

怖くない…そう自分に言い聞かせるが怖いものは怖いのだ。

A「…お金なんて…っ…誰か…」

僕は目に涙を溜める。

男2「泣いても無駄だ!…言って出さねぇなら力ずくで、だな」

ドカッ

A「っつぅ…っ…痛い…」

やめて…やめてよ…っ



「やめろよ!!」

男1.2「あぁ?」

誰…?

「可哀想だろ!」

男1「ならば代わりに金を渡せ!」

「嫌だ!金は渡さない」


ドカッ

バコッ

ドンッ





「…っはぁ…はぁ…」



A「…っ………」

僕達は負けてしまった。

隣にも誰か倒れているが誰だ全くかわらからない。

僕を助けようとしたのか?…あり得ない

早く逃げないともしかしたらこの人にも……

A「…っしょ…逃げ……なきゃ…」

力が入らない。さっき殴られたりしたからだろう。

私はどうしたら良いかわからなかった。

すると前から声がした。

「おい、聞こえるか」

A「…誰…っ…?」

隣の人は何も言わない。

「返事は出来ずとも頷くことくらいは出来るだろう?」

隣の人の頭の前髪を持ち上げてその人は言った。

この人は怖い…誰でも逆らえば斬ってしまう人間だ…

僕は恐怖に刈られていた。

「お前達は生きたいか?…生きたい奴はこの握り飯を取れ」(原作では1つですが今回は2つです。by.作者)

隣の人は目の前にある握り飯を必死に取ろうとする

だいぶ腹が減っていたのだろう。

僕はそこまで減っていなかったが生きていたいので握り飯に手を伸ばした。






ポトッ



「おぉ、すまん。手が滑ってしまった」

A「わざと…ですよね……」

すると隣の人は落ちた握り飯を拾って食べ始めた。

うわっ汚い←

「うぉぉぉ!」

うぉぉぉ?!握り飯で強くなった?…

…彼は握り飯を落とした人に殴りかかる

「ふっ…犬が」

ドカ

ドカ

クルッ

ドン


「っ……」

彼は気を失ったようだ。
そしてそれを見ていた僕も恐怖のあまり、意識を手放してしまった。


「面白いものを拾ったな…」

2 ここは…どこだっ!→←設定 変更あり


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

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あずきいろ

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8

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今日の言葉

山南「いつもありがとうございます、お礼にこの変若水をどうぞ…フフフ」


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作者名:霧咲れおん | 作成日時:2016年3月6日 0時

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