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──15日後──
──コンコン──
「何方ですか?」
?「
「今行きます。」
戸をガラっと開けるとAは目を見開いた。
ひょっとこの面をして居たのだ。
「お、お茶入れます。どうぞ中へ」
ほんの一瞬戸惑ったが自分も鬼の面を被っているのだ。
人のことは言えない。
玉丸「どうもご丁寧に、有り難う御座います。それじゃあ失礼。」
「どうぞ、粗茶ですが。」
そう言い、Aは玉丸の前に茶を置く。
玉「どうも、頂きます。」
Aは正直ワクワクしていた。
単に素顔が気になったのだ。
仮面を外し
白髪の透明掛かった長い髪にダイヤの様にキラキラと輝く瞳。
「わぁ… 綺麗…」
気が付かぬ間に本音を漏らしてしまう程だ。
玉「美味しゅう御座いました。早速日輪刀を御見せしたいのですが… 宜しいですか?」
「あ、すみません。つい、玉丸さんがあまりにもお綺麗だったので…」
玉丸は驚く表情をした後、「有り難う御座います」と一言言い、日輪刀の説明に入った。
玉「日輪刀の原料である砂鉄と鉱石は太陽に近い場所で取れます。“猩々緋砂鉄”“猩々緋鉱石”陽の光を吸収する鉄です。陽光山は一年中陽が射してる山です。曇りませんし、雨も降りません。」
「そうなんですね、そんな特別な砂鉄と鉱石を御使いになられているんですね」
玉「日輪刀は別名色変わりの刀と言います。持ち主によって色が変わるんです。」
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ありま(プロフ) - 「近ずく」ではなく「近づく」が正しい語かと思います。ご確認ください。 (2020年1月12日 13時) (レス) id: f98bd03ab1 (このIDを非表示/違反報告)
1775 - 花帆さん» コメントありがとうございます!お褒めの言葉を貰えるとは…!支えになります、ありがとうございます! (2019年8月31日 8時) (レス) id: c25ea08818 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 炭治郎の短編面白かったです(*´ω`*)炭治郎がいてくれる安心感にきゅんとしました! (2019年8月30日 5時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆで卵 | 作成日時:2019年8月10日 14時