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──2── ページ12

──15日後──

──コンコン──

「何方ですか?」

?「玉丸(ぎょくまる)と申します。立花Aの刀を打った者でございます。」

「今行きます。」

 戸をガラっと開けるとAは目を見開いた。

ひょっとこの面をして居たのだ。

「お、お茶入れます。どうぞ中へ」

ほんの一瞬戸惑ったが自分も鬼の面を被っているのだ。

人のことは言えない。

玉丸「どうもご丁寧に、有り難う御座います。それじゃあ失礼。」

「どうぞ、粗茶ですが。」

 そう言い、Aは玉丸の前に茶を置く。

玉「どうも、頂きます。」

 Aは正直ワクワクしていた。

単に素顔が気になったのだ。

仮面を外し(あらわ)になった玉丸の素顔はとても美しいものであった。

白髪の透明掛かった長い髪にダイヤの様にキラキラと輝く瞳。

「わぁ… 綺麗…」

気が付かぬ間に本音を漏らしてしまう程だ。

玉「美味しゅう御座いました。早速日輪刀を御見せしたいのですが… 宜しいですか?」

「あ、すみません。つい、玉丸さんがあまりにもお綺麗だったので…」

 玉丸は驚く表情をした後、「有り難う御座います」と一言言い、日輪刀の説明に入った。

玉「日輪刀の原料である砂鉄と鉱石は太陽に近い場所で取れます。“猩々緋砂鉄”“猩々緋鉱石”陽の光を吸収する鉄です。陽光山は一年中陽が射してる山です。曇りませんし、雨も降りません。」

「そうなんですね、そんな特別な砂鉄と鉱石を御使いになられているんですね」

玉「日輪刀は別名色変わりの刀と言います。持ち主によって色が変わるんです。」

──3──→←──おかえり──



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設定タグ:鬼滅の刃 , 炭次郎、善逸、伊之助、その他 , 落ち未定   
作品ジャンル:恋愛
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ありま(プロフ) - 「近ずく」ではなく「近づく」が正しい語かと思います。ご確認ください。 (2020年1月12日 13時) (レス) id: f98bd03ab1 (このIDを非表示/違反報告)
1775 - 花帆さん» コメントありがとうございます!お褒めの言葉を貰えるとは…!支えになります、ありがとうございます! (2019年8月31日 8時) (レス) id: c25ea08818 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 炭治郎の短編面白かったです(*´ω`*)炭治郎がいてくれる安心感にきゅんとしました! (2019年8月30日 5時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆで卵 | 作成日時:2019年8月10日 14時

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