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玉「刀を抜いてみて下さい。」
玉丸の言う通りに刀を抜くとたちまちに刀の色が変わり出した。
「わあっ!」
ズズズズと音を出し目の前の玉丸さんの髪の様な白銀色に染まっていく。
「綺麗… 透明で向こう側が透けて見える…」
Aの刀は硝子細工の様な見た目でまるでAの心を写している様だった。
玉「…始めて見ました、こんな色。」
「今にも折れそう… そんなことないでしょうけど。」
玉「貴方の心を写し出しているんじゃないですか?」
Aはカァァっと顔を真っ赤にし恥ずかしがった。
「ば、馬鹿言わないで下さいよ!!俺の様な剣士の心がこんな綺麗な訳ないでしょう!?」
手を空中でさ迷わせAは言う。
玉「嘘一つ付けない女の子の心が汚れている訳がない。」
「お、女の子…?じ、じ、冗談は辞めて下さいよー!」
玉「嘘が苦手なんだね」
Aが「違います」と否定する前にAの鷹がやって来た。
鷹「立花A!!北西の町へ向かえ!!鬼狩りとしての最初の仕事だ!!心してかかれ!!北西の町では毎夜、毎夜少女が消えている!!」
Aは唖然した。
「鷹が喋った…」と。
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ありま(プロフ) - 「近ずく」ではなく「近づく」が正しい語かと思います。ご確認ください。 (2020年1月12日 13時) (レス) id: f98bd03ab1 (このIDを非表示/違反報告)
1775 - 花帆さん» コメントありがとうございます!お褒めの言葉を貰えるとは…!支えになります、ありがとうございます! (2019年8月31日 8時) (レス) id: c25ea08818 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 炭治郎の短編面白かったです(*´ω`*)炭治郎がいてくれる安心感にきゅんとしました! (2019年8月30日 5時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆで卵 | 作成日時:2019年8月10日 14時