__音柱を御求めの方へ__ ページ43
※短編です
『………』むぅー
私の夫__宇随天元__は私を女扱いしてくれない。
この間も簪を買おうかどうか悩んでいたら“お前にはそんなもんいらねぇだろ„と笑い飛ばされた。
そんなに私って男っぽいのかな…
宇「オイ、どうしたんだァ?」
『……』ぷいっ
私がそっぽを向いたら宇随はもう一度“オイ„と言って来たが無視した。
『宇随が悪いんだもん……』
宇「……何がだ?」
『私のこと女だって思ってないんでしょう?』
どうしよう、視界がぼやけて来た。
宇随に面倒臭い女… いや男?と思われたら……
宇「どうしてそう思った」
『だって、この間私に簪は似合わないって…』
そう言った途端視界が真っ暗になった。
抱きしめられた…?
宇「すまん…俺の言葉が足りなかった。」
え…?どういうこと…?
宇「アレは俺の嫁なんだから簪なんか付けなくても可愛いって意味だったんだが…」
『馬鹿…』
宇「すまねェ…」
『これで許してあげる!』
chu!
宇「は?」
『次はこんなんじゃ許さないから!』
宇「襲う。」
『ちょ、宇随…!?』
いやぁ宇随さんの場合嫉妬させた方が可愛いかなァ…と思って。
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ありま(プロフ) - 「近ずく」ではなく「近づく」が正しい語かと思います。ご確認ください。 (2020年1月12日 13時) (レス) id: f98bd03ab1 (このIDを非表示/違反報告)
1775 - 花帆さん» コメントありがとうございます!お褒めの言葉を貰えるとは…!支えになります、ありがとうございます! (2019年8月31日 8時) (レス) id: c25ea08818 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 炭治郎の短編面白かったです(*´ω`*)炭治郎がいてくれる安心感にきゅんとしました! (2019年8月30日 5時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆで卵 | 作成日時:2019年8月10日 14時