第六話 ページ9
そして俺は両親を説得するため高専についての説明などをした訳だが……
結論から言おう、すんなりOKが出た。両親いわく、「自分でやりたいことが明確にあるのならしっかり頑張りなさい」だそうだ
いや、俺としては嬉しいんだけどさ…それでいいのかパピー&マミー…
まぁ、なにはともあれ両親にOKをもらった俺は、夜蛾先生に連絡し、学校に進学先の決定を報告した
そして時は流れ、呪術高専への入学を明日に控えた俺は、漏瑚さんに会いに向かっていた。正直に言おう、クッソ怖ぇ…。初めて会った時と同じくらいビビってる…。実は俺は、呪術高専に入学が決定したことを、今の今まで黙っていたのだ。
理由はただ1つ…怖いんだもん‼だって俺漏瑚さんに、「貴様が呪術師となる日まで鍛えてやる」って言われてるんだからね!!?これで俺が『呪術高専に入学して呪術師になりまーす』なんて言ったらマジで灰にされかねないじゃん‼怖いじゃん‼
なんてことを考えていたら漏瑚さんを見つけた。俺は意を決して話しかけた
『あのー…漏瑚さん…』
漏「なんだいきなり」
『いやー、えーっとですね〜…』
中々言い出さないでいると、
漏「まどろっこしいわ‼早く言わんか‼」
『はぃぃぃぃぃぃ!!!俺、明日から呪術高専に入学して呪術師になります!!』
やっべ、勢いで全部言っちゃった‼俺死ぬ???
漏「おい」
『はい!!』
漏「儂は5年前、お前が呪術師になるその日まで鍛えてやると言った。それは覚えているな?」
『あっ、はい』
あれ、思ったより落ち着いてる…?
漏「そしてお前は明日から呪術師になる訳だが…」
あ、やっぱ俺これ死ぬんじゃ…
漏「なら今はまだ違う、ボサッとするな、始めるぞ」
『え?』
漏「なんだ、わざわざ会いに来ておいて鍛錬する気はないのか…?」
『いえ、そんなことないです‼』
そして今日もいつも通り、恐らく最後の漏瑚さんとの鍛錬が始まった
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葵(プロフ) - ハイwwwwww (2021年5月26日 22時) (レス) id: 4534ab9975 (このIDを非表示/違反報告)
彌猴桃(プロフ) - 葵さん» やはりかww通じちゃうもんですねww (2021年5月26日 22時) (レス) id: 420bde1d4f (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - パワハラワカメ能力って調べたら普通に出てきました笑 (2021年5月26日 22時) (レス) id: 4534ab9975 (このIDを非表示/違反報告)
彌猴桃(プロフ) - ああああさん» コメントありがとうございます!!そうだ、もっとやったれww (2021年5月22日 21時) (レス) id: 420bde1d4f (このIDを非表示/違反報告)
ああああ - いいぞ、夢主。もっとやれ。 (2021年5月22日 21時) (レス) id: 3edc474438 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彌猴桃 | 作成日時:2021年5月3日 1時