Episode 41 ページ48
タクボside
タ「はぁ…はぁ……」
僕は荒い息を吐きながら、Aを上目遣いで睨む
僕の首筋には、氷璃の鋭い鍵づめがかかっている
タ「まさか……。ここまでするなんて……な…」
貴「そんな戯れ言。どうでもいいわ。早く、あんたらのアジトを教えてくれればいいの」
どこまでも冷たく、感情のこもっていない声でいい放つAは、はっきり言って恐ろしかった
僕は相棒のグレイシアに視線を向ける
氷璃にいたぶられ、瀕死寸前の相棒は床に倒れ
見るのも痛々しい姿だった
(こいつを従わせるなんて……__様は本当に出来るのだろうか……)
と一瞬思ったが、すぐにその思いをふりきった
(__様の為に、僕は……いや僕達は今まで計画を進めて来たんだ!!)
タ「クックッ……」
貴「何がおかしい」
氷璃の爪にかかる力が強まった
タ「例え僕が死んだところで、計画は止まらないさ!」
貴「は?」
タ「今この瞬間でさえ、刻々とあの方の願いへ近づいている」
貴「何いって……」
Aが初めてたじろいた
そんな彼女に、僕は最大の皮肉を込めて言い放った
タ「やっぱり君は大切な人を守れないんだなぁ……。三年前のあの日と同じで」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
38人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミレイ(プロフ) - どうも~☆ (2014年5月5日 0時) (レス) id: 5f52c916fc (このIDを非表示/違反報告)
マリサ - ど、どうも(^^)/ (2014年5月4日 20時) (レス) id: 88e74f10e0 (このIDを非表示/違反報告)
ミレイ(プロフ) - 楽しいことだといいね♪ (2014年4月13日 14時) (レス) id: 5f52c916fc (このIDを非表示/違反報告)
マリサ - どんなことが始まるんだろう? (2014年4月13日 14時) (レス) id: 88e74f10e0 (このIDを非表示/違反報告)
ミレイ(プロフ) - マナフィさん!はじめまして!お互い頑張りましょうo(`^´*) (2014年4月12日 21時) (レス) id: 5f52c916fc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミレイ | 作成日時:2014年1月11日 18時