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「えっ、近藤さんまだなんですか?」

「なかなか帰ってこないんだ」

近藤さんの父上様と話してかれこれ10分。
お稽古の時は厳しいけど、本当はとても優しい人だ。
勲め、帰ったら説教だなんて起こっているけれど、近藤さんの事を心配しているのは顔に書いてあるかのようにわかる。
貧乏揺すりをしながら待っている近藤さんの父上様に背を向けて、部屋に戻った。



「お風呂入らなきゃ」



男が入った後の風呂なんざ入れれねぇ!と言われ、私がここに居させてもらってからずっと一番風呂。
本当に申し訳ない...。



服をもち、風呂場に向かう。
体にお湯を流し、風呂に入るとちゃぽんという音が風呂に響き渡る。
広いこのお風呂、あの人たちがみんなはいればうるさいに決まってるだろうな。
なんて考えたりする。

ゆっくりお湯に浸かっている暇はない。
体が温まったらすぐに上がり、シャワーを浴びる。

女の子の風呂は30分かかる子もいるというけど、私は10分いないには上がれる。
結構自慢できるよね?



「みなさ〜ん!お風呂あがりました!」


「おっ、お前ら!Aちゃんの風呂上り姿だぞ!」

「色気あんな〜」

「写真撮りてえ...」


「なっ、せ、セクハラで訴えますよ!?」

「やれやれ、Aちゃんは厳しいなぁ」

「厳しい女はセクシーだろ?」


みんなはそう言って大爆笑するけど、私だって本当に恥ずかしい。


「もう!さっさとお風呂入っちゃってください!」

バタン!と扉を閉め、部屋に向かおうとすると
2人の人影が。


「近藤さん!どこいってたんです...!」


その人影は
怪我だらけの近藤さんと
彼だった。

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設定タグ:銀魂 , 土方十四郎 , 真撰組   
作品ジャンル:アニメ
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唐辛子の民(プロフ) - 愛音さん» ありがとうございます! (2018年2月25日 23時) (レス) id: 7066b21a8f (このIDを非表示/違反報告)
愛音(プロフ) - 唐辛子の民さん» まさかそこまで言って頂けるとは…。とても嬉しいです!ありがとうございます。これからも見に来ますね。陰ながら応援してます! (2018年2月25日 22時) (レス) id: 8d78b160ba (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子の民(プロフ) - 愛音さん» まっ、まさかっ!?あの愛音様!?いつも見させていただいてます!こんな方に見ていただけるなんて何たる光栄!ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2018年2月25日 22時) (レス) id: 7066b21a8f (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子の民(プロフ) - まかろんさん» いやもう私もなんでこんなに伸びてるのかわかりませんよ。w多分私は神でも天才でも無いです。なんかこんなに褒めていただくと照れますね。w楽しんでいただき何よりです!更新がんばります!よろしくお願いします! (2018年2月25日 17時) (レス) id: 7066b21a8f (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - 後れ馳せながら読ませていただきました。あなた様は天才ですか、神ですか、どっちですか。あ、秀才なんですかね。なんでこんな面白い小説書けるんですか、その文才分けてください。神は1人に二物も与えるんですね。楽しみにしてるので更新頑張って下さい! (2018年2月25日 15時) (レス) id: 8aa890658c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唐辛子の民 | 作成日時:2018年2月24日 5時

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