コンプレックスの原因は兄【真白友也】 (ページ8)

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コンプレックス6 ページ8

午前中の授業を受けて、今は昼休み。友也くんと創くんと食堂で昼食をとる
友也「Aは部活どうするの？」
『う～ん、アイツがいるから嫌だけど、演劇部かな。演技するの好きだし』
創「アイツって誰ですか？」
友也「変態仮面だよ」
創「そう言えば、妹さんなんですよね？何かマジックとk…友也「創！！」」
バッと創くんの口を塞ぐ友也くん
友也「A、気にするなよ？」
『うん、ありがと』
友也くんはそれが私の地雷だって覚えてくれてたんだね。でも、やっぱりか…って落ち込んでしまう自分がいる
創「何するんですか、友也くん」
友也「創、それは禁句だからな」
創「？はい」
その後、昼食も食べ終わって友也くんと雑談していた。創くんは校内アルバイトがあると言って、行ってしまった。しばらくすると魔の声が聞こえた
渉「おやおや、昼休みも一緒にいるとは随分仲良くなりましたね」
友也「うわあ、変態仮面！」
身構える友也くんと無視する私
友也「用事は？用ないなら早くあっち行け！」
渉「友也くんもAも相変わらずですね。Aに用があるので少しお時間頂いても？」
友也くんが私を見る。友也くんに首を横に振ってイヤだとジェスチャーする
友也「嫌って言ってますよ」
渉「なら、友也くんも一緒で構いませんので」
再び友也くんに首を横に振るジェスチャーをする
友也「それでも嫌だって言ってます」
渉「そんなに私と話したくないのですか？分かりました。じゃあ友也くんに頼みましょう」
友也「俺！？」
渉「はい。この入部届けのプリントをAに渡しといて下さい」
ポンッという音と共にアイツは消えた
友也「話は聞いてただろ？はい、これ」
『ありがとう。あ、そろそろ昼休み終わるよね？教室戻ろ？』
友也「そうだな。A、今日の放課後って時間ある？」
『あるけど、どうしたの？』
友也「今日の放課後、俺の所属してるユニットのレッスンがあるから、来ない？Aもプロデューサーでしょ？」
『迷惑じゃなければ、行こっかな』
友也「全然迷惑じゃないよ！ユニットのメンバーには連絡しとくから」
『ありがとう』
そして、教室に戻り午後の授業を受けた