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コンプレックス19 ページ22

A友也くん、話聞いてくれてありがとう!友也くんのアドバイスのお陰でにぃにと仲直りできたよ!
Aそれと、さっきはごめんね。ビックリしちゃって何も言えなかった
A明日、いつも通り校門で待ってるね
メッセージを送ってから2時間程経つ。しかし、既読はつかないまま。まさか、未読無視?いつもは割と直ぐに返信が来るのに今日は全然来ない
渉「友也くんから返信来ました?」
当たり前のように部屋に入って来た
『既読にもならない。寝てるのかな?今日いきなり呼び出しちゃったし』
ほぼ自分に言い聞かせるように言う
渉「それは無いと思いますよ。つい先程、私の方にメッセージが届きましたから」
しかし、朝まで返信は来なかった。既読になっただけでも良かったのかな…。学校に行っても友也くんは校門にいなかった。まだ来てないのかな?少し待ってようと思って待った。しかし、時間ギリギリになっても友也くんは来なかった。一人で教室に向かうと、丁度、にぃにが1Aの教室から出てきた
渉「友也くんなら教室にいましたよ」
そのままどこかへ去って行った。教室に入ると創くんがかけて来た
創「おはようございます。Aちゃん、友也くんと何かあったんですか?」
『おはよう!なんで?』
そう聞きながら友也くんの方へ目を向けるとバチッと目が合う。すると、友也くんは凄く辛そうな顔をして目を逸らした。色々話したい事があるのに、それどころか挨拶の言葉すら出なかった。タイミングが良いのか悪いの分からないが、先生が入って来てホームルームが始まった。その日は昼休みになってもお互いに目を合わすことは無かった。いつもは友也くんと創くんと3人でお昼を食べてたが、さすがに今日は無理だと思い3年生の教室へと向かった。3年生の階まで来て、重要な事を思い出した。にぃにのクラス知らない…

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作者名:M-M-N | 作成日時:2020年3月5日 11時

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