116話 ページ19
ケイトside
『確かに、今日は流石に疲れましたねぇ』
そう言って、ｸｽｸｽと笑う彼女
月明かりに照らされて
凄く綺麗だ
……俺とは違うなぁ…楽しそう
いいなぁ……この子はきっと、自由だからこそこんなにも綺麗だ
『…じゃ、一緒に散歩行きましょう』
ん？
ケイト「なんでそうなったの？」
『寝れないんでしょう？折角だし、一緒に行きましょうよ』
いや確かに寝れないけど
ケイト「でももう時間…」
『バレなきゃ模範生♪』
さっきとは打って変わって、悪戯っ子みたいに笑う
……これ、俺に拒否権無いね？
ケイト「え、ちょ、うわっ！」
Aちゃんは俺の手を取ると、腰を支えてそのまま窓の外に飛んだ
オーバーブロットの時も思ったけど、箒無くても飛べるの？
急にやられると心臓に悪いんだけど？
『ふふ、さ、行きますよ』
そのまま俺の手を引くAちゃん
いや、星空も凄く綺麗なんだけどさ
逆じゃない？？？
や下手な男子より様になってるけどさぁ…何この子イケメン…
______暫く夜の空中散歩をして、森の奥の方で降りた
くっっら。どこ此処
ケイト「えっと…」
『目的地はこの先です』
この先？
何があるんだろ
少し歩いていると、月の光が少しだけ届いているところに来た
ここが……？
『何も無く見えるでしょう？』
ケイト「…そうだね。特に何も見えないけど…」
『ふふ。まぁでしょうね。ケイト先輩、少し目を閉じて下さい』
ケイト「？…分かった」
言われた通り目を閉じる
『“さぁ、特別な夜のおもてなしを”
…いいですよ、開けてください』
ケイト「…！」
目を開いた瞬間、思わず息を飲んだ
何も無かった筈なのに、辺りにキラキラと光るものがあって
蔓の巻き付いた木々には、見たことの無い花が咲いていて、その花も光を反射している
一色じゃない、色んな色にキラキラと輝いてて
とても神秘的な空間だった
『凄いでしょう？周りのキラキラ光ってるのは隣人達の通った跡です
木々や足元に咲いてるのは“月の雫”です
隣人などの魔力や月の光といった特定のもののみ反射するので、見分けるのが難しいんですよね
基本これらは隣人等が見える人しか見えないので、私の視界を共有してます』
ケイト「うん……本当に、綺麗…」
でも……なんでわざわざ見せに？
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架藍 - リクいいですか？番外編で、リドル君達にいった時代の夢主ちゃんが現れたらとゆうものをお願いします(^_^) (ごめんなさい説明下手くそで…) (2020年10月27日 18時) (
レス) id: 7e47203457 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - めっちゃ話が変わるんですけど、次新作出すなら、文豪とアルケミストがいいです。あ、もちろんイケメンチート夢主ちゃんでお願いします！ (2020年10月8日 17時) (レス) id: 0b5d3da0f0 (このIDを非表示/違反報告)
零月 - ありがとうございます！ (2020年10月4日 9時) (レス) id: e13128236a (このIDを非表示/違反報告)
白火 - とても面白いです! 応援してます！ (2020年10月4日 8時) (レス) id: 497ce3a125 (このIDを非表示/違反報告)
零月 - 輪廻さん» ちゃんと可愛いところもありますよー！(多分)← (2020年9月21日 18時) (レス) id: e13128236a (このIDを非表示/違反報告)
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