今日はみんな、なんか変【朔間凛月】 (ページ8)

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第8話ページ8

パンッパーンッという音ともに舞い散る色とりどりの紙ふぶき

「「「「「Happy Birthday‼‼!」」」」」

思考が追いつかなくて目の前で起こっていることを俺は唖然として見るしかなかった

瀬名「なぁに間抜けな顔してるのぉ？」

月永「リッツ、おめでとう～☆」

そっか…

凛月「今日、誕生日か…」

9月22日
今日は俺が生まれた日だ

伏見「凛月さま、おめでとうございます」

影片「ほんまおめでと～！これプレゼント、テディベアや！結構うまく縫えたと思うねんけど…」

明星「凛月先輩おめでと～！」

氷鷹「おめでとう」

遊木「おめでとう、凛月くん！」

零「りちゅ～～～！！！おめでと～～～！！！」

凛月「うわっ、兄者いるじゃん…」

瀬名「どうしてもって言うからさぁ」

よく見てみると教室は少し装飾されていて、見覚えのあるジュースやカップケーキがある

衣更「凛月、誕生日おめでとう。さっきはごめんな、嘘ついて。Trick starのみんなにも手伝ってもらって装飾しようとしてたんだ」

凛月「わざわざ俺のためにみんな何やってんの～。お誕生日会なんて歳じゃないでしょ」

衣更「これ全部、お前んとこの末っ子が企画したんだぞ」

凛月「ス～ちゃんが？」

朱桜「Knightsの先輩のbirthdayは盛大にお祝いしたくて…迷惑、でしたか…？」

凛月「……そんなわけないでしょ～。ありがと、ス～ちゃん」

しょげているス～ちゃんの頭をポンポンっと撫でてそう言うと、少し照れくさそうな笑顔を見せた

瀬名「まったく…大変だったんだよぉ～。かさくんがカップケーキに駄菓子なんか入れるからさぁ」

凛月「あー、それでセッちゃんにもらったカップケーキあんなに不味かったんだ」

朱桜「すみません…accentにと思ったんですけど…」

鳴上「でもアタシと泉ちゃんも手伝って一緒に作り直したからもう大丈夫よぉ。凛月ちゃんほどじゃないけど、美味しくできてるはず♪」

朱桜「Birthday cakeも作りました！」