41話 ページ44
｢呼ぶなら放課後にして欲しいんですけど。
英智？｣
｢今日は放課後に紅茶部の活動があったからね。許してくれないかな？
A♪｣
Tricksterとの楽しいランチタイムを邪魔したのはもう許しません。
それで至急とか言ってたけど本当になんなんだろ？
｢それで...お話とは？｣
そう聞くと英智は1枚の紙を差し出してきた。
｢...ドリフェスの企画書？｣
｢そのとうり。再来月にA1のドリフェスを開催する予定なんだけどね...
そのドリフェスの企画を君にして欲しいんだ。｣
...なんだか前に、似たようなことがあった。
｢...あんずちゃんではなくて？｣
｢...君の目標。忘れてしまったのかい？｣
...あ。
最近、楽しすぎて忘れていた。
私の目標...。
それは、あんずちゃんを超えること。
なら、このドリフェスを成功させれば超えられるかもしれないんだ。
あんずちゃんを超える...。
英智は聞いてきた。
｢どうする？｣
答えなんて、決まっている。
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｢ということでした。｣
放課後、さっそく2年A組に行ってあんずちゃんに伝えた。
あんずちゃんはとてもびっくりした顔で...
とても、嬉しそうだった。
｢先輩！これが成功すればみんなをぎゃふん！て言わせられますよ！
こんな絶好のチャンス、他にないです！
...たしかまだみんなは先輩のことが気に入ってないんですよね...？｣
そのとうり。
日々樹渉が私への魔法を解いた次の日...みんなは私を友達として扱ってくれた。
けれどやっぱり、プロデュースはさせてもらえなかったから...。
｢そうだね。でも、これが私が変われるチャンスなはずだから、
頑張るね！あんずちゃんは今日、プロデュースあるでしょ？｣
｢はい！今日はValkyrieです｣
Valkyrieか...。宗くんがなかなかに凄いから頑張って欲しい。
じゃあ放課後は私1人で頑張って計画を立てようかな。
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猫愛りあ - あんずちゃんは天使だと思います！夢主ちゃんも天使だと思います！アイドルも天使です！解決！ちゃんちゃん☆（はっ？） (1月27日 14時) (
レス) @page13 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - あんずちゃん…もしかして魔法解いたせいで忘れてる……？夢主ちゃん…大丈夫だよ…だから、道を踏み外さないで…大切な人を失わないように、真実を全部知って…受け入れて…夢主ちゃんならそれが出来るはずだから…1人じゃないから…。happy end期待してます。 (2018年9月7日 4時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
輪廻ｰりんねｰ(プロフ) - 続きがとっても気になります！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2018年8月28日 0時) (レス) id: bccc46f8e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むらさき | 作成日時：2018年8月8日 23時
