【あんスタ】あんずちゃんを超えられない。

36話 ページ39

thunderclapー。


私が初めてプロデュースするユニット。


5人組のユニットでロックを中心とする楽曲が多いのが特徴。


リーダーは常にメンバーのコトを考える優秀な人だった。

そして私のことも気遣ってくれた。





毎日レッスンを頑張って...ドリフェスに出ることになった。

そこで当たったのがfine。

fineは強い。でも...この6人なら大丈夫だろうと。

今日のドリフェスは成績に大きな影響を与える。

他のユニットもいつもとはちがってやる気があったから油断はしていられない...







｢...次はfineだね！みんななら大丈夫！絶対に勝てるよ！｣





私が最後の声掛けをして...



舞台の上に立ったー。





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ドリフェスは...最後にfineに惨敗して終わった。






｢み、みんな...元気だして！今日はダメだったけど次頑張ろ！｣




私が声掛けをしても誰も反応しなかった。


そのドリフェスのあとからレッスンが急激に減った。

私が無理矢理レッスンの時間を作ってレッスンをさせても

元気がなくてダンスも歌も稚拙になっていた。






ー結局そのユニットは消えてしまった。







それでも私はプロデューサー。

他のユニットもどんどんプロデュースしないと。



そんな時、依頼された。

ユニットとしては最近できた新ユニット。

どうやら幼なじみ3人組で組んだらしい。



特徴というのなら...王道ユニットだった。



thunderclapの時のようにならないように...失敗を生かしてプロデュース。



そのユニットは飲み込みが早く...



｢みんな！今日が初めての公式ドリフェスだね！


大丈夫だよいつもどうりを大切にね！｣






そして初めての公式ドリフェス。





また...fineと戦うことに。









ーそして、負けた。




｢あのプロデューサーがやったユニット...また消えたね｣





｢なるべく避けようかな...｣





｢でもプロデュースは上手いらしいし...あれはきっと
たまたまだよ。｣









ーでもたまたまでその2つのユニットが消滅するものなのかな？

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