検索窓
今日:19 hit、昨日:10 hit、合計:216,501 hit

24話 ページ26

私のクラスは2年B組だった。


どういうクラスかは全くわからないが...






おかしい人の集まりだってこと。ただそれだけだった。



そしてプロデュース科ということで色んなユニットからプロデュースの依頼が来た。



ーここが私のプロデューサーとしての全盛期だった。




初めにプロデュースしたのはジョニーズ系のアイドル。


今度A1があるらしく燃えているようだったので



私もプロデューサーがすべきことなどを勉強した。


何をすればいいのか、など。




最初のプロデュースは成功だった。



出来ていなかった踊りや歌の音程を正すことが出来て...万全の状態でA1に挑んだ。









ー惨敗だった。



だから私はもっと勉強した。




2つ目のユニットも、全部だめで...








「アイツは...死神だよ。





だってー...」










「プロデュースしたユニットはみんな落ちぶれていくからだってさ。」







あんずちゃんには、全部話した。



まだ誰にも話したことがない私の昔話を。





あんずちゃんはとても驚いていて空いた口が閉じることはしばらくなかった。



だからー



「あんずちゃん。Trickstarがこうなったのは...私のせいかも。



だから、もう関わらないね。じゃあ、大変だと思うけどー」





私は、講堂から立ち去ろうとしたが...あんずちゃんに手首を掴まれて行けなくなってしまった。









「先輩は...なんか私と全然違って、プロデュースとかしないから...



どうして仕事しないのって、思ってて...嫌い、でした。」






...わかるよ。




私がTrickstarと仲良くしている時の目はおぞましかったから、


「でも!事情が分かって...私、最低でした。

先輩のこと、なにも分かってなかった。


私は最低です...。







先輩...いや、A先輩!私たちTrickstarを...






先輩もいた頃に戻してください...!」



「...私がいなくても、出来るんじゃないの?」








「...A先輩は正直いなくてもS1は優勝してました。



でも、衣装とか動画とか作ってくれたのは先輩で。




だから、先輩もTrickstarの一員がいいです。





私のわがままでごめんなさい。






でも、こんなわがまま、もう最後にするので...





私の最後のわがまま、聞いてくれますかー?」






なんだか、あんずちゃんがそういった時...Trickstarに掛かっていた魔法が溶けた気がして。


「うん!もちろんー!」

25話→←23話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (160 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
449人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , シリアス   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

猫愛りあ - あんずちゃんは天使だと思います!夢主ちゃんも天使だと思います!アイドルも天使です!解決!ちゃんちゃん☆(はっ?) (1月27日 14時) (レス) @page13 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - あんずちゃん…もしかして魔法解いたせいで忘れてる……?夢主ちゃん…大丈夫だよ…だから、道を踏み外さないで…大切な人を失わないように、真実を全部知って…受け入れて…夢主ちゃんならそれが出来るはずだから…1人じゃないから…。happy end期待してます。 (2018年9月7日 4時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
輪廻ーりんねー(プロフ) - 続きがとっても気になります!更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2018年8月28日 0時) (レス) id: bccc46f8e5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:むらさき | 作成日時:2018年8月8日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。