22話 ページ24
前にS1があった講堂。
そこのステージに立っていたのはあんずちゃんだった。
なんだか背中が頼りなくって今にも消えてしまいそうだ...。
｢...先輩。私、どうすればいいんですか？
Trickstarが...終わっちゃう！！｣
なんだか、昔の私みたいだ。
自分が初めてプロデュースしたユニット。
すぐに潰された。
凹みながらも次のユニットをプロデュースした。
そしたらA1で優勝して天祥院英智率いるfineと戦った。
潰された。
そういうことが何回も続いて死神と呼ばれるようになった。
なんだかあんずちゃんと昔の私を重ねてみてしまった。
昔の私に言いたいことを言えばいい。
｢あんずちゃんはTrickstarを取り戻せるよ。｣
そういうとあんずちゃんは目から涙を流して言った。
｢無理ですよ！！だってもうみんな、バラバラで...！！
私は何も出来なかった！！言葉をかけることも...止めることも！
何一つできていない...
私は...完璧でいないといけない！！！！
魔法もまだまだだし...！！！
なのに...！！｣
｢ねえ、まってよ。｣
なんだかどす黒い声が出た。
｢魔法って、何...？｣
魔法って、どういうことなの。
まるで夏目くんみたいなことを言うから。
聞くとあんずちゃんはクスリと笑い
｢私は...みんなから好かれないとやっていけないんですよ。
だから...魔法。分かりやすく言うと自分をよく見せて...この人なら信頼できるだとか...
洗脳させたんですよ。
それを可愛く行ってみたいんです。
魔法だって。｣
ーだからTrickstarのみんなが冷たかったのもそのせいなんですよ。
ーときどき魔法が溶けちゃったんですよ。
ーほら、スバルくんにシーサー先輩って言われていましたよね？
ースバルくんがそう言っていた時は魔法が取れていたんです。
ーその他は積極的に先輩に話しかけに行っていた時とか。
ー私、先輩が羨ましかったんです。
ー男だらけの所で楽しくやってんだろうって。
ーでも、転校してしばらくして気づいたんです。
｢先輩...もう一度聞きますね。
どうして死神って呼ばれているんですか？｣
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猫愛りあ - あんずちゃんは天使だと思います！夢主ちゃんも天使だと思います！アイドルも天使です！解決！ちゃんちゃん☆（はっ？） (1月27日 14時) (
レス) @page13 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - あんずちゃん…もしかして魔法解いたせいで忘れてる……？夢主ちゃん…大丈夫だよ…だから、道を踏み外さないで…大切な人を失わないように、真実を全部知って…受け入れて…夢主ちゃんならそれが出来るはずだから…1人じゃないから…。happy end期待してます。 (2018年9月7日 4時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
輪廻ｰりんねｰ(プロフ) - 続きがとっても気になります！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2018年8月28日 0時) (レス) id: bccc46f8e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むらさき | 作成日時：2018年8月8日 23時
