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家に着くと灯りはなにひとつ付いてなくて。
誰もいないことを知らせる。
遅くなるってわかってる日は
いつも夕飯を作り置きしていてくれる。
それがないってことは
仕事長引いてんのかな。
携帯からAの名前を探して通話ボタンを押す。
『………なにやっとーと、』
何度かけてもコールセンターへ繋がる。
もしかして出てったとか?
うそやろ?
どうしていいかわからず
胸の鼓動が速くなるばかりで。
でて行ったかもしれないという不安をかき消すために
Aの物を自然と目で探してた。
ほんとにAがいなくなったら、
俺はどうなるんやろうか。
何を考えても不安は消えることはない。
とりあえず、と遥輝に電話をかける。
遥「はい」
『いまなんしてんの』
遥「……呑んでます」
『ああ、わり、A知らん?』
遥「いや、…知らんっす」
ってことは鍵谷か、?
遥輝に礼を告げ、電話を切る。
それと同時にピコンとラインの通知音。
” Aさんと一緒っす。迎えに来てください。”
ドクン、と
ダイレクトに心臓の音が聞こえた。
、
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はる(プロフ) - Riさん» ありがとうございます(;_;)更新遅くなりましたがまた読んでいただけると幸いです^ ^ (2018年4月30日 2時) (レス) id: 95c4c28400 (このIDを非表示/違反報告)
Ri - はじめまして!始めのシリーズから読みました。この作品大好きです。更新楽しみにしています! (2018年4月13日 0時) (レス) id: 8465ea94ee (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - みかさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(TT)なかなか更新できなくてすいません…。近々更新できるように作成中です! (2017年12月16日 6時) (レス) id: 95c4c28400 (このIDを非表示/違反報告)
みか - こんなかわいいお話たまらんです!!!!更新楽しみにしています! (2017年12月15日 22時) (レス) id: 6c748f5ff5 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - はるさん» 続きが気になってもう一回はじめから読み返しちゃいました!ww 更新応援してます^^ (2017年10月14日 2時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はる | 作成日時:2017年9月29日 1時