赤井さんの想い人は工藤新一の双子の姉【銀翼の奇術師】

６話 ページ6

成沢「こんな格好でどうも……そうだ、ご紹介します！」


成沢と呼ばれた男性の他に２人の男性と１人の女性が部屋に来ていた


成沢「そちらから……ジョゼフィーヌの親友、テレジア・タリアン役の田島天子さん……」


天子「よろしく……」


成沢「ジョゼフィーヌの恋人、イポリット・シャルル役の新庄功くん……」


新庄「どうも……」


成沢「そして、この舞台の演出兼……ジョゼフィーヌのバトロン、バラス・ド・ポール役の＿＿＿」


「伴亨です……よろしく……」


と自分で名前を言い、小五郎も「こちらこそ……」と言いかけたところに「みなさん、おそろいですな！」と入ってくる人物がいる


小五郎「中森警部!!」


中森「どーも、毛利さん……お久しぶり……」


中森は小五郎のそばに来て右手を差し出し「です!!」とがしっと小五郎の手を強く握った


小五郎「うっ……いやぁ、その切は……」


小五郎は痛みに顔を緩めたが「どうも!!」と言い、ぐっと中森の手を握り返した


中森「うぐ……グヌヌ……いえいえ、こちらこそ!!」


中森と小五郎は部屋のど真ん中でお互いの手を強く握りあっていた

そんな２人の光景を見てコナンと昴は「はぁぁ……」とため息をついた


哀「……本物なのかしら……彼ら……」


未だに手を強く握りあっている２人を見て、コナンと昴は「確かに……」と話す


昴「前もって関係者に化けるのはキッドがよくやる手だからな……」


コナン「もしかしたら、もうこの中に……」


中森は握りあっていた手を止めて「そ、そうそう」と思い出したように話し始めた


中森「今回は特別に捜査協力をしてくれる人物を連れてきました……まぁ、私は必要ないと言ったんですが目暮の野郎が……あ、いや、目暮警部が強く推すものでしてね……入りたまえ……」


中森が後ろを向いて扉の方に声をかける

みんなが扉の方に注目すると、１人の男性の足が見えた

それに園子と蘭は思わず「えっ!?」と顔を見合わせて、Aの方を向く

昴とコナンも顔を見合わせて思わず表情が強ばった


「どうも、赤井秀一です……」


『あ、赤井さん!?』


「「か……か……」」


小五郎は少し期待していたのかそっぽを向いて「なんだ、コイツか……」と残念な顔をした


成沢が「赤井秀一って……あのFBIの!?」とつい反応をする

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