1話 ページ1
ーーー夜・都内某所高層ビル屋上 ーーー
コナンと昴は屋上に繋がる階段を登りきり、一時足を止め昴が扉を開ける
コナンは背中にリュックを背負っている
近くに誰も人はいないが上の階段から、屋上に行く足音が聞こえた
「「あそこか!」」
昴達もその動く人影を追って、屋上へと走っていく
手すりの近くに静かにたたずむ警察の制服姿の警察官が月を見上げるが不適な笑みをこぼす
キッド「よく来たな!名探偵とFBI?」
コナンと昴はゆっくりと警察官がいる所へと歩み寄る
「「ゲームは終わりにしようぜ!こそ泥さんよっ」」
キッド「ふん。そうだな……キミ達とかくれんぼするには日が暮れすぎたようだよ」
警察官は変装を解き怪盗キッドの姿に変わる
キッド「探偵くんとFBI!」
「「……ふっ……」」
ーーー10時間前ーーー
毛利探偵事務所には、牧樹里(37)とマネージャーの矢口真佐代(32)が依頼に来ていた
昴とAも事務所にもお邪魔していた
小五郎「……なるほど……これが、キッドからの予告状ですか……」
小五郎がキッドからの予告状の紙を見ている
樹里は「はい……」と返事をして、経緯を話し始めた
樹里「今朝、自宅マンションのベランダに大きなバラの花束を添えて置いてあったんです……」
小五郎は「う〜〜〜〜む……」と予告状を見ながら考える
その言葉に昴とコナンは「「(はは……相変わらずキザな野郎だ/ぜ……)」」と呆れる
小五郎は「ロミオ……ジュリエット……ピクター……ブラボー……」と呟く
小五郎「26の文字が飛び交う中、運命の宝石をいただきに参上する……怪盗キッド。それと、2つに割れたトランプか……」
蘭がお茶を用意して「どうぞ……」と樹里と矢口と前に置いた
矢口は「ありがとう……」とお礼を言う
小五郎は相変わらず予告状を見ながら悩んでいた
樹里は出されたお茶を飲む
矢口「いかがでしょうか?毛利先生……」
小五郎「そうですなぁ……この、「運命の宝石」というのは?」
矢口は「あぁ、それならこれのことです……」と宝石が入った箱を出した
その宝石を見た蘭が思わず「わぁ……ステキ!!」と呟いた
『綺麗だもんね!』
蘭「うん!」
小五郎は2人を無言で見つめたあと前を振り返り「サファイアですな?」と聞いた
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ユリ(プロフ) - 続き気になります。更新頑張ってください (2022年4月30日 8時) (レス) id: 7b9ba0e34a (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 続き気になります。更新頑張ってください (2019年3月17日 11時) (レス) id: 2e6c718a02 (このIDを非表示/違反報告)
rin31gakukoko(プロフ) - 更新待ってます。頑張ってください! (2018年4月27日 21時) (レス) id: 9821ad2672 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 更新待ってます。楽しみに待ってます。頑張ってください (2018年3月11日 19時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
MAIKA(プロフ) - 新作ありがとうございます!これからも楽しみにしています!! (2018年1月14日 21時) (レス) id: 1eca5a29ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sorimachi | 作成日時:2018年1月14日 19時