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33話 ページ33

阿笠博士が「三か月前から?」と聞き返すと、蘭も「でも白鳥警部、どこでそんな……」とたずねた

すると、服部がフッと笑った


服部「おじゃる警部から聞いたんやろ?」


白鳥「違いますよ!こう見えても私、祇園でちょっと顔なんです」


と得意げに言う白鳥に、コナンと昴は「「(自慢かい)」」と苦笑いした


白鳥「だいたい、あいつは私のライバルなんて言われてますが、シマリスをいつも連れて歩いているようなヤツと一緒に___」


白鳥が小ばかにしたように肩をすくめると、Aは『シマリス?』と聞き返した


昴「えぇ。ポケットに入れてますよ」


服部「さすがに現場に来るときは置いてきたようやけどな」


昴と服部の言葉に、小五郎が「シマリス……」と考え込む

すると、白鳥の携帯電話が鳴った

廊下へ出た白鳥は小五郎たちに背を向け「はい、白鳥です」と電話に出た


目暮《目暮だ!義経か弁慶についてひとつの可能性が出てきた》


目暮が被害者らが身につけていたものが形見分けだと説明した


白鳥「……形見分け?」


目暮《そう考えれば、謎が解ける!つまり、義経あるいは弁慶はもう死んでるのではないかというのが、我々の推理だ》


白鳥が目を見張ったと同時に、考え事をしていた小五郎がバンッとテーブルを叩いた


小五郎「わかったぞ!!」


突然の叫びに、コナンたちはギョッと目を丸くした

住職の円海が部屋で写経をしていると、廊下を歩いてきた竜円が軽く会釈をして進んでいった

その後ろから山倉多恵と千賀鈴が歩いてきて、円海の姿を見つけて頭を下げる

手を止めて軽く会釈をした円海は、二人が通り過ぎると「ん……?」と眉をひそめた

小五郎に呼ばれた多恵と千賀鈴は、中庭に面した部屋に案内されると、縁側に敷かれた座布団の上に正座をした

縁側には服部、蘭、A、園子が座り、千賀鈴らと同じく小五郎に呼ばれた綾小路と白鳥が立っていた

中庭の池の前には小五郎とコナンと昴が立っていて、その近くには阿笠博士と子どもたちの姿もある


綾小路「毛利はん、桜さんを殺害した犯人がわかったってホンマですか?」


綾小路に訊かれた小五郎は、池の石に片足を乗せてポーズを取ったまま「はい」と静かに答えた

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マナ - Sorimachiさん» 作品ポイントはありますか?参考しようと考えています・・・ (2021年4月26日 22時) (レス) id: 322163da4b (このIDを非表示/違反報告)
フラ - 作品を参考にする事ついて質問なんですが、作品参考していいですか?? (2020年9月16日 22時) (レス) id: ead1db5ef4 (このIDを非表示/違反報告)
rin31gakukoko(プロフ) - 続きがきになります。更新頑張って下さた (2018年2月16日 7時) (レス) id: 9821ad2672 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 更新待ってます続きが読みたい (2018年2月15日 23時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
りえちん(プロフ) - 続きが気になります。更新楽しみにしてます。 (2018年1月29日 0時) (レス) id: a57a650362 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sorimachi | 作成日時:2018年1月7日 20時

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