第6Q:感動の再会 ページ8
黄瀬の周りから人が徐々に消えていく中、
黒子はようやくもう1人の存在に気づく
黒子「天神さん!!」
『テツくん、久しぶり。』
黒子「お久しぶりです。」
『黄瀬くんが喜びながらここに誘うからなんだと思ったけど…テツくんがいるなら、見応えのある試合になりそうだね』
黒子「どうも」
日向「(あれマネージャーか?すげぇ美人)」
伊月「(いいな、うちにもああいう華が欲しい)」
リコ「なにか余計なこと考えてないでしょーね!?」
日向/伊月「い、いえ、とんでも…」
日向「(やべぇ、なんでバレたんだ。つーか、危うく死にかけた)」
そうこうしてる間に黄瀬がやっと解放され、
誠凛のメンバーのもとに近づいてきた。
「なんで、ここに…」
黄瀬の登場に関して
誠凛のメンバーが1番気になってるのはそれだった。
黄瀬「次の相手が誠凛って聞いて、黒子っちが行ったのを思い出したんで挨拶に来たんすよ。
帝光では1番仲良かったしね。」
黒子「フツーでしたけど?」
黄瀬「ひどっ!?」
誠凛のメンバーは、部室にあったバスケ雑誌の
黄瀬の特集ページを読み進める
「中学2年からバスケを始めるも恵まれた体格とセンスで瞬く間に帝光でレギュラー入り。
他の5人に比べると経験は浅いけど
未だ急成長し続けるオールラウンダー。」
「中二から!?」
黄瀬「いやあ…その記事は大袈裟なんすよ。」
『まぁ、あの時の記者の人達の勢いも凄かったもんね。』
黄瀬「キセキの世代なんて呼ばれてるけど、
つまりその中で俺は1番下っ端ってだけすわ〜。だから、俺と黒子っちは良くいびられてたっす」
黒子「僕は別になかったです。」
『テツくんは、黄瀬くんとまた違うでしょ』
黄瀬「あれ!?オレだけ!?」
黄瀬が悲しそうに泣いたのをみて、天神は少しばかりの懐かしさをおぼえた。
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作者名:水無瀬。 | 作成日時:2020年1月3日 15時