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第38Q:信頼 ページ41

黄瀬「なーんか、不気味っすね。残り3分もっと激しくなると思ったんすけど。」




秀徳が緑間だけに得点を集中させることでペースを落としてからスコアが凍りついた。




笠松「残り1分…おそらく動き始めたら一気だ。」






緑間の3Pで 5点差に離されるも
日向の3Pで もとにもどす。






そして、訪れた誠凛の最後のチャンス
日向のマークに着いたのは大坪だった。









『それでも、誠凛が勝つには3Pしか残ってない。
ここで外したら誠凛は負けます』








残り8秒。
時は来た。









3Pラインからはるかに離れた日向がそこから
シュートをうち放つ。









「きめろ日向!!!」








そして、そのボールは綺麗にゴールまで向かい









__スパッ









残り5秒で 82-81 誠凛が逆転した。









__キュ









ボールを持った緑間が最後の足掻きに出る。
人事を尽くした男の最後の運命_______









『もう、火神くんは跳べないはず』








黄瀬「どうするんすか!!」








火神「ああああああ!!!」









キセキは起きた。
跳べないはずの火神が限界のはるか先に向かいジャンプをした。









しかし、緑間は跳んでない









黄瀬「フェイク!?」


緑間「しんじていたのだよ。たとえ限界でもお前はとぶと。」







笠松「(緑間真太郎!!百戦錬磨は黒子だけじゃねぇ)」









「きめろ緑間ぁぁぁぁぁぁ!!!」









秀徳の勝ち。







と思った瞬間だった。









黒子「ボクも信じていました
火神君なら跳べると。
そして、それを信じた緑間君がもう1度ボールを下げると…」









__バチン









「試合終了!!!!!!!!」




黒子のカットにより
82-81で誠凛の決勝進出がにまった。









黄瀬「やったぁ!!!黒子っち!!!!!」

『ふふ、すごい試合だったね。』

笠松「ああ」







この観戦をきっかけに3人の距離も近づいた









笠松「うっし、飯食いにいくか?」

黄瀬「ほんとっすか!?」









笠松「奢らねーけどな」




黄瀬「えええええ!そこは奢ってくださいっス〜」

第39Q:大好きなバスケ→←第37Q:黒子の策略



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作者名:水無瀬。 | 作成日時:2020年1月3日 15時

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