第33Q:影の発覚 ページ36
黒子のスーパープレーにより秀徳に流れをもっていかせることを防いだ誠凛。
そんな中、黄瀬と天神は緑間の様子がおかしい事に気づく
『(真太郎くんが打たない…?)』
3Pが狙えるチャンスで緑間はボールを下げていた
黄瀬「(緑間っちは外れる可能性があるシュートは打たない…けど今のは行こうと思えばいけたんじゃ)」
『まさかテツくんが抑止力に?』
笠松「あの透明少年のパスがな。
緑間のシュートはその長い滞空時間でDFにもどり速攻を防ぐ効果がある。だが、万一外れたためにリバウンドに残るやつもいる。」
『なるほど。その滞空時間が仇となるわけですね』
笠松「ああ…緑間が戻れるってことは火神が走れるってことだ。あの貫通するパスでカウンターがくる。だから緑間は打てない。
それにしても…そのパスを見せつけるタイミングと判断力と成功させる度胸…あいつああみえて帝光にいただけある。百戦錬磨だ」
その言葉に天神は共感した。
ただすごいプレーができるだけじゃない何かが黒子にはある。だからこそ今ここにいるのだ
しかし、そんな黒子の活躍は長く続かない。
『…テツくんが見えてる?』
高尾によりことごとくパスカットされ
黒子が機能しなくなる。その隙にも緑間の3Pは安定に決まっていく。
笠松「まじぃな…いよいよ誠凛万策付きたって感じだ。」
黄瀬「いや…どうっすかね」
黒子が見破られた今 、勝てる見込みは少ないが黄瀬はまだ信じていた。
黄瀬「(まだまだそんなもんじゃねーだろ。限界なんて程遠いっすよ。)」
火神の才能が解放される時をまっていたからだ。
第2Qが終わったところで誠凛は大差をつけられたまま策なしだった。
黄瀬「っもー、根性みせろよ誠凛」
海常としては、1度まかされた相手。
リベンジに燃えてるのだ
笠松「見せてるよバカ。あんだけ力の差見せられてテンション繋いでんだ。むしろ褒めるぜ」
27-45 のスコアボードを見つめながら
天神は驚く
『秀徳が強いとは思ってたけど…ここまでとはね…』
緑間真太郎、彼の加入が大きな力となっていた。
_ゴトン
黄瀬のポケットから携帯が落ち
おは朝占いが流れる
「1位のかに座のあなたは絶好調!ラッキーアイテムの狸の信楽焼をもてば向かうところ敵無し……」
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作者名:水無瀬。 | 作成日時:2020年1月3日 15時