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reason…3 ページ5

場所は変わって私のうちがあるマンション。

「あんたの部屋どこ?」



そう高槻さんは尋ねてきた。



「ああ、私?私の部屋は207号室だよ」



「じゃあ私の部屋隣の隣。困ったことがあっても頼らないでね。襲いそうだから。」



この人はちょっと中也と似ている。



「あなたみたいな人襲いませんよ。私はもっとホワホワした子がいいんです」



「ホワホワじゃなくて悪かったわねー!」



ムキーと効果音がつきそうなぐらいに怒った。



それを全く無視して私は気になっていたことを聞いた。



「高槻さんの異能はなんですか?」


「あ?異能?あんたになんで教えなきゃいけないの」


「てことはあるんですねー」


「チッ」



ああ、この人はちょろい。こんなんでマフィアやっていけるのだろうか。まあ中也がやれてるのだからやれるのか。




「ふむふむ、あなたの能力を当ててあげましょう!高槻、たかつき、高い月、そうだ!あなたの能力は「月を高くあげて、自分の上に落とす能力!」」


なかなかに自信作だったのだが



「ふっざけんな!その能力いつ使うんだよ!」



「羨ましい限りだよ。私だったら毎日落とすよ、死ねるだろう?」



「は?死ぬ?あんた死にたいの?」



「ええ。できれば美女と心中したいものです」



そういって、彼女の乏しい胸を凝視する。



「うっさいわ!」



「なにもいってないよ?私は。君は勝手にそう思ったのだよ。自分の胸が乏しいことを少なからず自覚しているのだね。」



「あんたといるとストレスで禿げそう!」



「きっと君は禿げも似合うよ」



「嬉しくない!もう部屋に戻る!死ねクソ太宰!」



「あはは」



彼女はなんてちょろい。頭が弱いようだ。



彼女が部屋に戻った後に、私は結局異能がなんなのか聞きそびれたことを思い出した。



うまく話をそらされた。



まあいい。私は隠されると暴きたくなる。楽しみが増えた。

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煉華☆(プロフ) - 初めまして、こんばんは(*^^*)題名にひかれて読ませていただきました。描写が分かりやすく、とても読みごたえがありました!これからも頑張ってください! (2016年12月1日 22時) (レス) id: b70d4562c3 (このIDを非表示/違反報告)
瑚珀(プロフ) - ありがとうございます!更新頑張ってください! (2016年11月14日 21時) (レス) id: 028a65cf32 (このIDを非表示/違反報告)
マカロニサラダになりたい(プロフ) - 瑚珀さん» 読ませていただきました!「多分、それはきっと」ですよね〜?ショタ太宰さん読んだことがなかったので、新鮮で、これからのお話が楽しみです(*^^*)コメントありがとうございます!嬉しいです!お互いに良い作品を作っていきましょう♪ (2016年11月14日 21時) (レス) id: 16a1ec1eda (このIDを非表示/違反報告)
瑚珀(プロフ) - ふああ!すごく面白いです!!頑張ってください!本当に申し訳ないんですが、一度私の作品見てくれませんか、? (2016年11月14日 21時) (レス) id: 028a65cf32 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マカロニサラダになりたい | 作成日時:2016年11月13日 0時

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