検索窓
今日:17 hit、昨日:1 hit、合計:62,846 hit

続き ページ7

次の日、私の体調は悪化した。

『ゴホッ、ゴホッ!』

寂「っ大丈夫かい!?落ち着いて、力を抜くんだ。」

体中が痛くて、苦しかった。
神宮寺先生によると、そろそろ、私の命は尽きるらしい。

着々と、病に身体を蝕まれていた。

『お父様...神宮寺先生...』

私は、いつの間にか、神宮寺先生とお父様を重ねていたのかもしれない。

だって...お父様と神宮寺先は

美しかったから。

寂「Aちゃん!しっかり!大丈夫だ...まだ、これを乗り越えれば...!」

神宮寺先生は珍しく慌てていた。

薄れていく意識の中で、美しくも儚い神宮寺先生の顔が見えた。

『神宮...寺...せんせ...わた、し今、綺麗...ですか...?』

最後くらいは綺麗に死にたい。

寂「っ...!とても...綺麗だよ

触れたら、割れてしまいそうな程君は繊細で美しかった。

...っ、逝かないでくれ...」

神宮寺先生の頬には、キラキラと輝く一筋の涙がつたっていた。
そんな姿でさえ、美しい。

『先生も....きれいです...

ごめんなさい...私も、まだ、ゴホッ、生きたい...!』

一言言うだけでも、胸が破裂しそうなほど痛い。
でも、私は口を開くことをやめなかった。

『せんせ.....


ずっと、好きでした…

い...ま、まで...ゴホッ、ゴホッ!

あり...がとう...ございました...』

そうして私は一生の眠りについた。



神宮寺先生は泣き崩れた。

私の死が、自分のせいであるかのように

責め続けた。


寂「私も....好きだったよ....」

神宮寺先生の声は、虚空に溶けていった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
作者です。

とっっっっっってもシリアス!

終わり方が微妙ですね笑

すみませんでした!

隣の席の君【山田二郎】→←傍に【神宮寺寂雷】※死ネタ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
73人がお気に入り
設定タグ:ヒプノシスマイク , ヒプマイ , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

唐揚げ王子(プロフ) - あずま真太郎さん» はじめまして、コメントありがとうございます!私、甘い系の小説が得意じゃなくて...尊敬してもらえるなんて、光栄ですm(__)mこれからもよろしくお願いします(^^) (2019年2月17日 1時) (レス) id: e0d91b994f (このIDを非表示/違反報告)
あずま真太郎 - はじめまして!こういった甘すぎない感じの夢を書けるのが尊敬します…!更新頑張ってください♪お体には気をつけて(´ω` ) (2019年2月17日 1時) (レス) id: 9ab5b26630 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:唐揚げ王子 | 作成日時:2019年2月6日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。