続き ページ46
昨日は三郎くんとたくさん話せちゃった！
夢かなぁ...
そんな事を考えながら、いつものように道を歩いていた。
『三郎くん！おはっ！』
三「Aさん...！」
ｻｯと三郎くんは何かを隠した。
『なんか隠した？』
三「ぃぃぃぃいえ、見間違いでは...？」
明らかに様子が変だ...
『見せてみぃ。』
三「だから、違いますって！」
『ふーん...一郎さんに言っちゃうよ？嘘ついてたーって。』
顔が真っ青になる三郎くん
ごめんよ...
三「僕...あのバカの帽子を...」
『あのバカって、二郎？』
三郎くんはコクコクと頷いた。
三「帽子を...突起に引っ掛けちゃて...破れちゃって...」
その手には、一部が破れた帽子が握られていた。
『ありゃま。...まあでも、直せないことはない！
貸してみ』
三「っありがとうございます！」
私は山田家で帽子を修理した。
『はい、できた！こんなんで良いのかな？』
私なりに頑張った。
結構いい出来だと思う。
三「ありがとうございます！よかった...」
三郎くんって意外と二郎好きだよね。
『喜んでくれて良かったよ。じゃあもう、帰るね！』
そう言って、部屋を出ようとした。
三「Aさん！」
手首を掴まれた。
三「今まで...僕が素直になれなかったのは、」
三郎くんは俯きながら言葉を繋げた。
三「Aさんのことが...好きだから。なんです！」
『えっ、えっ、ええええぇぇぇぇぇぇ！？』
うっそ、マジか！
三「Aさんといると、自分が自分じゃなくなって...
なんだか、ドキドキして....」
初々しいなぁ...
三「こんな僕でよければ、付き合ってください！」
『ずっと片想いだった私をなめんなよ！
もちろんオッケーに決まってる！』
夢のようだった。
まさか、三郎くんが私のことが好きだったなんて！
もうすごく、嬉しい。
私と三郎くんは笑いあった。
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唐揚げ王子(プロフ) - あずま真太郎さん» はじめまして、コメントありがとうございます！私、甘い系の小説が得意じゃなくて...尊敬してもらえるなんて、光栄ですm(__)mこれからもよろしくお願いします(^^) (2019年2月17日 1時) (
レス) id: e0d91b994f (このIDを非表示/違反報告)
あずま真太郎 - はじめまして!こういった甘すぎない感じの夢を書けるのが尊敬します…!更新頑張ってください♪お体には気をつけて(´ω` ) (2019年2月17日 1時) (レス) id: 9ab5b26630 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐揚げ王子 | 作成日時：2019年2月6日 1時
