同じ【観音坂独歩】 ページ23
デスクの上に散乱している書類
日に日に濃くなる隈
『観音坂さん、大丈夫ですか？』
私は先輩である観音坂さんに話しかけた。
独「Aさん...大丈夫です。
こんな俺に、話しかけない方が....」
そう言って、自分を卑下する彼。
またネガティブモードだ。
『私も手伝いますよ？今日のノルマは達成しましたし。』
独「いやいや...！Aさんは
早く帰った方が...
....俺なんかに手伝わされる権利...ないですし」
静かに目を伏せる観音坂さん。
その顔は悲しみに満ちていた。
『...この書類、借りますね！
えーと、ここは...』
独「ええ！そんな...悪いですよ！」
『私がやりたいだけなんです、二人なら早く終わまりすよ？』
独「...すみません、俺がこんなんだから…」
『いいんですよ。』
そう言って、書類に手をつけた。
流石に限界だった。
眠い...
観音坂さんの仕事量、尋常じゃない。
やってもやっても、終わる気配がない。
毎日こんなに沢山の書類を片付けていたのか。
独「Aさん...眠いですか？
すみません、俺のせいで...」
『そんな事ないです。全然眠くないですよ！』
眠いと言ったらすぐに家に帰される。
私は少しでも観音坂さんの助けになりたかった。
独「本当にすみません...
こんな遅くまで...」
『いえいえ。あと少しですから、終わらせちゃいましょ！』
そう言って、ラストスパートをかけた。
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唐揚げ王子(プロフ) - あずま真太郎さん» はじめまして、コメントありがとうございます！私、甘い系の小説が得意じゃなくて...尊敬してもらえるなんて、光栄ですm(__)mこれからもよろしくお願いします(^^) (2019年2月17日 1時) (
レス) id: e0d91b994f (このIDを非表示/違反報告)
あずま真太郎 - はじめまして!こういった甘すぎない感じの夢を書けるのが尊敬します…!更新頑張ってください♪お体には気をつけて(´ω` ) (2019年2月17日 1時) (レス) id: 9ab5b26630 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐揚げ王子 | 作成日時：2019年2月6日 1時
