初心者が調子乗って短編を書いたらしいですよ。(2個目) [戦国BASARA] [してみたされてみた]

＃５５　殺されてみた(3)　注意:ヤンデレ要素有？ ページ27

織田信長の場合
信長｢……A…｣
貴方｢……｣
信長｢何をしておるか……｣
彼を襲うのは、大きな喪失感。
全てを手中に収める彼だが、貴方という存在を失った。
信長｢………。｣
数々の人間を殺めてきたが、やはり私情には逆らえない。
こうしている間にも、敵への憎悪が沸き上がる。全てを破壊したい衝動に駆られる。
心のどこかで、まだ貴方を求めていた。

明智光秀の場合
光秀｢ああ……Aさん…｣
貴方｢……｣
光秀｢何故、私以外の者に…殺されてしまったのですか……｣
悲しみと悔しさが沸き上がる。
光秀｢こうなる前に殺しておくべきでしたか…貴方の死に際の顔が見れなくなりました…。｣
ザクリ、ザクリと、未練がましく貴方を斬る。
貴方は痛みに顔をしかめることも、悲鳴を上げることもない。
光秀｢私のA…。信長公を殺した後は、そちらへ行きますからね…。｣

特別出演

松永久秀の場合
久秀｢…A…。｣
貴方｢…｣
貴方にそっと触れる。その指先からは、体温も脈拍も感じられない。
彼は指をパチンと鳴らす。
無機質な音と共に、貴方は真っ黒く失われた。
久秀｢否、これはAではない。Aは…まだ何処かにいるのだろう？｣
久秀は黒いそれに興味をもたず、ただありもしない貴方の影を追っていた。
久秀｢探すのもまた一興…。待っていてくれ給えよ、私の愛するA…｣




いかがだったでしょうか。

元々私はシリアス専門だったので、割と早く指が進みました。

ヤンデレはやっぱり書きやすいよ！！

それでは！！

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