検索窓
今日:13 hit、昨日:33 hit、合計:310,089 hit

11話 ページ12

「えっ?!

髪が嫌いなんですか?!

それは本当に驚きです!

まさにamazingです!」

渉さんは私の髪を見て大げさに驚いてる

『いやぁ、だって、

真っ黒で、怖いじゃないですか』

私は苦笑いしながらいった。

けれど渉さんは笑ったりしなかった。

私の髪をそっと触れて、

優しく撫でた。

「私は、美しいと思いますよ。

夜空の様に澄んでいて、

凛とした美しさがあると思います」

そう言ってこちらを見て微笑んだ。

私は胸に何かがドキリと詰まって、

何故か呼吸がしづらくなって....

顔が、熱くて、

渉さんの顔を見ていられなくなった。

どうしてだろう。

鼓動が、速い。

生まれて初めて、この暗い髪を

美しいと言ってくれた。

私にとっては、

渉さんの方が

よっぽど美しくて直視出来ない。

『ありがとう....ございます....』

耳まで真っ赤になった私は

紅茶をすすりながら、

渉さんの方を見ずにそう言った。

12話→←10話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (396 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
270人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , 夢小説 , 日々樹渉   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

しーPー - この小説をよんで3回泣きました!!ありがとうございました!最後の!おまけ!!!最高でした!! (2019年11月13日 1時) (レス) id: 616c24bce5 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 渉さんかっこよすぎて、死ぬかと思いました(笑)渉さんに惚れ直しました(*ノωノ)勘違いしてる友也君もかわいかったです♪ (2017年9月19日 0時) (レス) id: 547ff1d52f (このIDを非表示/違反報告)
にゃにゃ - 時々出てくる真白君と氷鷹君が可愛かったです(●´ω`●)渉さんカッコよすぎですーーーー!この話で惚れ直しました! (2017年4月5日 17時) (レス) id: 815a37e480 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン(プロフ) - 渉さん本当ちょーイケメン!!!こんな人いたら確実に惚れてるね (2016年9月27日 23時) (レス) id: dfd94ab019 (このIDを非表示/違反報告)
みかにゃ。(プロフ) - この作品のおかげで思わずひびわたのことがとても気になるようになりました!いいですね!読みやすいですし!これからも頑張ってください!! (2016年9月26日 23時) (レス) id: 2729210c7b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:うみ | 作成日時:2016年7月27日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。