書き損じ書簡 ページ30
皆様、お久しぶりかもしれません。仙麗です。
先日、3月3日は桃の節句でしたね。(2021.3.9時点)
雛祭りの日という方が多いかもしれません。
そして、その日は女の子が主役になれる日とも言えます。
という訳で、今回は女性の武将の皆さんに出演していただこうと思います。
「ねぇ、まだかしら？」
あ、濃姫さん(無双)。もうすぐなので、ちょっと待っててくださいね。
それでは、どうぞ！
☆
華やかに彩られた広間に、色鮮やかな布が溢れかえっている。
そして、そこに居る面々も明るい様子で愉しげだ。
とある一角には、しげしげと服を眺める姫と彼女を褒める姫、更に揶揄う忍びが集う。
「こんな格好をするのは初めてだけど、凄く綺麗！」
「そうね。とっても似合ってるわ、甲斐！」
「馬子にも衣装ならぬ熊姫にも衣装だにゃあ。」
「んなっ！」
他の場所では、無表情ながらも少し満足げな女性と武家の妻の鏡ともいえる女性が話している。
「この動きにくい服は何？」
「十二単という日ノ本古来の衣装にございまする。」
「ふぅん…悪くないわね。」
その近くには、好奇心旺盛な姫に、悩ましげに頬に手を添え応える品の良い女性。そして、何故か謝罪をし続ける長身の女性。
「何故、このような衣装を着ねばならぬのじゃ？教えよ！」
「それを私に訊かれても分からないわ。私の国の風習ではないもの。」
「むむ…それもそうじゃ。ならば、そなたならどうじゃ？」
「すみません、すみません…私なんかに聞いて貰ってすみません。」
「む？そなたは何故それほどに謝るのじゃ？教えよ！」
そして、お手製の衣装を配り満足げな女性の前には、恥ずかし気に衣装の裾を引っ張る将と傾国の美貌に相応しく堂々たる態度の姫、そして、精一杯の強がりをみせながらも少し嬉しそうな女性がいる。
「うんうん！みんなよく似合ってるね！」
「…その、ねね殿。これは裾が少し短すぎないか？」
「おほほ…これくらいで恥じらわれるとは、立花殿は随分乙女ですわね。」
「そ、そ、そうだぞ！わ、私も我慢して…！」
――こうして姦しくも華やかな宴はしばらく続くのであった。
――――
出演
BASARA:まつ、井伊直虎
無双：甲斐姫、くのいち、ガラシャ、井伊直虎、ねね、立花�訐藺�
三國：孫尚香、王異、張春華、甄姫
(敬称略)
短編：狭き門（戦国無双 雑賀孫市）→←口づけしてみた(真・三國無双) ＊苺恋姫様リクエスト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
仙麗(プロフ) - 苺恋姫さん» 無事、続編へ移行させていただきました。いつもコメントやリクエストいただきありがとうございます。励みになります！ (2021年5月11日 15時) (
レス) id: c4c63c64ef (このIDを非表示/違反報告)
苺恋姫(プロフ) - 続編待ってます！頑張って下さいp(^^)q (2021年5月8日 22時) (レス) id: 0337b4f0d4 (このIDを非表示/違反報告)
仙麗(プロフ) - こちらこそありがとうございました。ご期待に副うことが出来たようで良かったです。今後とも『戦国書簡』をよろしくお願いします。 (2021年4月11日 17時) (レス) id: c4c63c64ef (このIDを非表示/違反報告)
苺恋姫(プロフ) - 書いていただき本当にありがとうございました！(*^^*)充分甘かったと思いますよ！応えていただいてありがとうございます！m(__)mこれより甘い話を…っていう時はまたリクエストする時に頼ませていただきます！(^^)/充分胸キュンしたのでお気遣いありがとうございます！ (2021年4月10日 22時) (レス) id: 0337b4f0d4 (このIDを非表示/違反報告)
苺恋姫(プロフ) - いつもリクエストに応えていただいてありがとうございます！(*^^*)アンケートの「応援されてみた」でも、悩みが吹き飛んでいくような気がしましたp(^-^)q書いていただき本当にありがとうございます！(*^^*)これからも無理なく、頑張って下さい！q(^-^q) (2021年4月5日 14時) (レス) id: 0337b4f0d4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：仙麗 | 作成日時：2021年1月12日 17時
