【カゲプロ】『お兄ちゃんに触れないで』シン｢おい！大人しくしてろって！｣『……』モモ｢ねえ、私は『やだ』……｣シンタローの妹は、ブラコンヤンデレさん【シンタロー】

１話 ページ3

シンタローside

俺には妹がいる


笑顔が可愛らしい、大事な妹だ


だけど、その妹が家出をしたんだ


虐,待を受け、いじめを受けてたらしい


まだ12才なのに…


俺は、Aに何かしてあげたか？


俺は、手を差し伸べたか？


俺に出来ることは、もう他にないのか？


頭の中でグチャグチャ考えてると、エネが心配そうに話しかけてきた


エネ｢ご主人…？どうしたんですか？｣


シン｢あのな…俺には、もう一人妹がいるんだ｣


エネ｢妹さん以外に…？｣


シン｢ああ。でも色々あってよ、家出したんだ｣


エネ｢えっ…｣


シン｢俺、何かしてあげたかって…心配でよ｣


エネ｢ご主人…｣


珍しくションボリしたエネにクスッと笑い


シン｢けど、大丈夫だ。俺が、絶対見つけ出すから…｣


心に決めてたことをエネに言った


エネは少し驚いた顔をすると、目をキッと細めて、強めに言った


エネ｢一人で悩んじゃダメですよ！

ご主人、私にいい考えがあります！｣


シン｢な…なんだ？｣


エネ｢その件、メカクシ団の皆さんに話して、探すの手伝ってもらいましょうよ！｣


シン｢は…？｣


エネ｢一人で探すより、メカクシ団の皆さんにも頼んだ方が百人力ですよ！｣


そうか…


俺も、人に頼ることもしないとか？


シン｢……わかった｣


俺は、あの赤ジャージを着てメカクシ団アジトへ向かった

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