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第三話 ページ5

「えっじゃあ君は何しに此処に来たん
 スか」

「あぁ...絵を描きます。天気が良いですし。落ち着く所で描きたいので。」

「絵?」

間抜けな顔をして聞いてきた。

「はい。絵です。美術部なので」

変な人は口をあんぐりと開け呆然としていた。

「美術部...」

「はい。なので追っかけとか良く分かりませんが私は絵を描きに屋上に来たので誰にばらすとかそんな事はしません」

友達なんて、玲奈位しかいないし。


「は、はは...何スか、ビックリした〜」


心底ホッとした表情を見せる変な人。



いや、ビックリしたのは私の方なんですけど。


「...ここ、私が一番最初に見つけた
一人でくつろげる場所なので、これ以降来られると困ります」

「...君、同学年っスよね?名前、なんて言うんスか?」

「私ですか?望月Aですが。はい、一年生です。ていうか私の話を無視しないで貰えますか(怒)」

「望月さんっスね、okっス」

また無視ですか。

名前を聞く意味は何だろう。


「貴方こそ誰なんですか。変人さん」


「えっ望月さん俺の事知らないんスか?!?!(しかも変人さんって)」

クラスも違うし、実質初対面の様なものだ。

「初対面の様なものなのに分かるわけ
ありません。有名人か何かなんですか」

「マジかよ...今超売れっ子モデルの
黄瀬涼太ッスよ!!!CMとかでてるっスよ普通に、金髪イケメンの!」


ほらほらと自分の顔を指さしている。



そんな事言われても...





「すみません。テレビを全然見なくて
、本当に初めましてです。」




「マジかよ...(二回目)」




流行遅れですみません。

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設定タグ:黒子のバスケ , 黄瀬涼太   
作品ジャンル:恋愛
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おしるこ眼鏡-奏音69組-(プロフ) - 桜庭結香さん» ありがとー泣緑間もちょくちょく進めて行くわ(笑) (2017年7月25日 1時) (レス) id: 85d4b86208 (このIDを非表示/違反報告)
桜庭結香(プロフ) - ヤベー面白い(笑)更新頑張って! (2017年7月25日 1時) (レス) id: e2cb3a14fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おしるこ眼鏡-奏音69組- | 作成日時:2017年7月25日 0時

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