宣戦布告�、┘織ぅ肇詈儿� ページ27
「僕の家族たち。
時が来たよ。
壊そう。
この崩れかけの世界を、
僕たちが嫌いなこの世界を、
めちゃくちゃにしてあげよう。
楽しいよ、きっと。
だけど、その前に、
邪魔な呪術高専を落とそうか」
━━━━━━━
━━━━
━
校舎の外にいる生徒たちを眺めながら、
夜蛾学長と話す。
彼は俺らの担任を終えたあと、
この高専の学長とランクアップしていた。
「未だ鬼島の動向はつかめん。
やはりオマエの杞憂じゃないのか？」
彼は自身の顎を撫でながら言った。
対して俺は窓の向こうを眺めながら、
ぐっと拳に力を入れる。
『学長、俺がヤツの残穢を見間違うわけないでしょ』
「ガッデム！！」
『！？』
当然、弾かれたように学長が走り出す。
「噂をすればだ！！
校内の準一級以上の術師を
正面ロータリーに集めろ！！！」
俺はそう言われて、すぐに携帯を取り出した。
すぐに出た彼に言う。
『うん、正面ロータリー集合。
早く来てね、傑』
・
・
・
バサリと飛び降りてきた大きな鷲のような呪霊。
外にいた生徒たちはそれを眺めながら言う。
「関係者…じゃねぇよな」
そう言いながら呪具を取り出す真希。
「見ない呪いだしな」
コキッと首を捻るパンダ。
「すじこ」
服を下げて、口元を晒す狗巻。
「わーでっかい鳥」
ボケーッとただ眺める乙骨。
そして、鷲から飛び降りる人たち。
「とうちゃーーく。
案外すんなり入れるんだねぇ」
チャイナ服を着て、長い黒髪を束ねる鬼島。
彼はキョロキョロと高専を見回し、
生徒を見てニヤリと口角を上げる。
「ここは相変わらずだな」
黒髪ロングで黒いニットを着ている男。
手足は長く、スラリとしている。
モデルのように綺麗な男だ。
「東京ってこんなもんなん？田舎臭くねェ？」
「兄ちゃん、失礼だよ…」
黒髪黒パーカー、兄と呼ばれる男。
見た目はまだ十代で、若い。
一方茶髪白パーカー、弟と思わしき男。
首元に包帯を巻き、オドオドした様子で兄を見守る。
「鬼島様、計画通りですね」
肩まである金髪をなびかせ、
かちゃりとメガネをあげる女性。
スーツ姿で、背も高いし、
女性が持つ膨らみもでかい。
その背に背負う大剣のような呪具もでかい。
でかい。
━━━━
次に続く→
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Moon(プロフ) - 続きよろしくお願いしますm(_ _)m (7月21日 16時) (
レス) @page29 id: 95380bd188 (このIDを非表示/違反報告)
ナン - 本当にずっと大好きです！ずっと待ってます！ (2022年9月25日 7時) (レス) id: 4fd43f08d2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちょ - 本当に大好きで、1年くらい前から何周もして見させていただいておりました。もっかい見たくて久々に来たけどまだとまってるぅ泣いつまでもつづきまってます！！！ (2022年8月9日 3時) (レス) id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
御影 - 完結済みなのでしょうか...?私はこの作品がとても好きで何回も見にきては更新を楽しみにしています。現実の方でも忙しいと思いますが頑張ってください！！ (2022年5月29日 21時) (レス) id: b108857f79 (このIDを非表示/違反報告)
焼き鮭 - この作品は完結済みですか？大好きな作品なので、続きがすごく気になります！ (2022年5月20日 17時) (レス) @page29 id: 64769613b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ | 作成日時：2021年3月7日 15時
