第10話 ページ11
キースsaid
A……こいつは一体何者なんだ。
桁外れの身体能力。それにずば抜けた頭脳の良さ。
とても優秀なやつだ。…いや、優秀過ぎる。こんな逸材は歴代初めてだ。
面白いやつだ。こいつが来たことは巨人に勝てる大きな1歩かもしれん。
こいつは人間の大きな希望だ。
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貴女said
今日の訓練は無事に何事もなく終わった。手を抜くのは意外と難しい。しかし手を抜かなければ目をつけられる。そんな事があってたまるか。
明日も頑張って手を抜かなきゃな…
でもそろそろつまんないな〜。早く壁の外に行きたいな〜
そんなことを考えていた。
エレン「なぁ、A!お前はどこの兵団に入るのか決めたのか?」
ジャン「馬鹿かエレン!Aは成績トップだし憲兵団に入るに決まってるだろ!」
勝手に決めるんじゃないわよ。
『私は調査兵団にはいるわ。』
エレン「本当か!?」
ジャン「は!?何でそんなもったいないことすんだよ!それじゃあ、この死に急ぎ野郎と同じじゃねえか!死んじまうぞ!」
うるさい……
『憲兵団に入って内地に暮らせたとしても生き延びる保証なんてどこにもないじゃない。』
調査兵団の方が面白いし。
エレン「ほらみてみろ!」
ジャン「でも、憲兵団の方が安全に決まってる!」
『それはどうかしらね…』
この世界に〈安全〉なんてものはないわ。
だってもう始まっているんですもの。もう後戻りはできない。そうでしょ?ベルトルト。ライナー。
『調査兵団の方がいいと思うんだけどなぁ』
ジャン「は?何でだよ。」
『私がいるし。』
ジャン「は?」
エレン「え?」
あー。これは変な勘違いしてるわね。
『…はぁ。私の目の届くところに入ればしなないって言ってんのよ。』
ジャン「あ、あぁ。でもいくらお前が強いからって人間が巨人にかなうわけないだろ。」
『さぁ?どうかな。』
それがかなっちゃうんだよねぇ。
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アイニ - 一体彼女に隠されたのは一体なんだ 読気が気になります。頑張ってください (2019年11月14日 2時) (レス) id: 92dbbce567 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 続き気になって仕方ありません!!更新お願いいたします (2019年8月4日 8時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 私も、同じ意見です (2019年8月2日 11時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - 続き楽しみにしてるよこんなにおもしろいのに見てない人がたくさん居て勿体ないなあ (2018年9月26日 3時) (レス) id: 207c22caf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆりむり | 作成日時:2017年7月17日 20時