検索窓
今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:160,184 hit

19(Yside) ページ19

太陽の眩しい光に目が覚めた

俺の隣では昨日と同じく可愛い寝顔でまだすやすやと眠っているミツ





「んふふ。寝顔は幼稚園児みたいだな。」





俺の独り言に、太輔も目を覚ましたみたい





「…ふわぁ…おはよ…、渉」

「おはよう、太輔。」





太輔も寝起きは幼くて可愛いんだよなぁ…





「横尾さん、藤ヶ谷さん、おはようございます。」





俺達の前には昨日残ったスタッフさん





「おはようございます。早いですね…」

「いつからいたんですか?」

「30分位前ですかね。お2人とも北山さんに寄り添って、めちゃくちゃ可愛い寝顔でした。」

「……もしかして…撮りました?」

「はい、ばっちり。」





太陽よりも眩しいスタッフさんの笑顔





ミツに寄り添ってたなんて、俺は別にかまわないけど、普段ミツと距離を取ってる太輔的にはどうなんだろ…





ふと太輔を見ると、マズイと思ったのか固まってた





「…そろそろミツ起こそうか。」





話の流れを変えようと、ミツの体を揺り起こす





「ミツー!起きてぇ!」

「んぅ…まだねむいよぉ…。もうすこしぃ…」





舌ったらずに返すミツに、太輔は別の意味でまた固まってる





分かるよ、太輔

これ、ミツと2人だったら俺も我慢できずに抱き締めてるよ





何とかミツを太輔と2人で起こして、昨日下処理した残りの食材で朝食を作る

朝から食欲旺盛なミツは、ぺろりと朝食を食べ終えると





「よっしゃぁ!元気出た!今日こそ幻の魚取ったるーーー!」





と意気込んで見せた





「よし、今日も頑張って行きますか!」





太輔もスウェットスーツに着替えてやる気満々

また太輔にミツを独り占めされるのは悔しいけれど、チャンスは平等





「あはは。んじゃ、そっちは太輔とミツに任せたよ。俺は森に行ってくる。」





俺は森で幻の木の実を見付けて、あわよくばミツに

「横尾さん、凄いっ!」

って抱き締めて貰いたい!





.

20(Kiside)→←18(Fside)



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
507人がお気に入り
設定タグ:藤北横 , Kis-My-Ft2
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:MISA | 作成日時:2015年9月14日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。