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第三十八話 赤髪の ページ46

「一人にしてごめんね。はい、クッキー」
「ううん、ワザとじゃ無いの知ってるからいいよ」
「有難う」


優しいなぁ…


「お母さん、散歩したい」
「いいよ」


エリスちゃんが望むならね!
と、いうことで2人で散歩です。


「どこ行くの?」
「お母さんの行きたいとこ」
「うーん…、自由気ままだよ?」
「いいよ!」


なので適当に歩いて気になる場所に行くを繰り返す。
すると


「楽しい!」
「でしょう?新発見が多くて楽しいんだよね」


共感してくれる人ができたのが嬉しい。


「…あれ?」
「お母さんどうしたの?」
「あの子…」


エリスちゃんが視線の先を見る。
そこには赤髪の少女。


「モンゴメリちゃん…」


誰?、という顔をしているエリスちゃん。
行ってみていいかな、と許可を取ろうとすると


「なっ、何でいるの!?」


向こうが気づきました。


「貴方こそ、何で?」
「組合が崩壊したから…働いてるのよ」


改めて見るとエプロンに三角巾だった。


「ねぇ、お母さん。誰?モンゴメリ?」
「知ってるじゃない…え?お母さん?」
「あはは…」


ややこしくなりそうなので曖昧にして別れる。


「…綺麗な赤髪。
 ああいうのは2つ結びで、両方後ろにやるのが映えるのよね」
「金髪は長くておろして、少しクセがあるのが映える」
「もう!お母さんったら!」


可愛い。露骨にほめ過ぎたかな?


「…少し早いけど、帰ろうか」
「うん!」


帰ると鏡に走り、髪のチェックをするエリスちゃん。
必死にクセつけようとしてる。

微笑ましいが、鴎外さんに帰宅の報告しようと


「…いない」


いない。どこだろう、と探しに出る。
すると、廊下をでたところで


「あ、銀さん。鴎外さんどこ行ったか分かる?」


珍しく1人の銀さんに会う。
そして首を横に振られる。


「うーん、何処だろう…そうだ、ちょっと喋ってもらえないかな?」


すると、慌てる銀さん。


「…無理にとは言わないよ。ごめんね」
「…いえ」
「!?」


すっごく可愛い声がした。


「…もし、かして…女の子?」
「…はい」


赤くなる銀さん。


「…ご、ごめんね!誰にも言わないよ!」
「あうぁ、そ、そんな…!」


ごめんね!、と謝って逃げる。
想像以上に可愛い。声とか。


 


(喋らせた結果)

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , エリス , オチまでが未定   
作品ジャンル:アニメ
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臣民(プロフ) - ハニーさん» まだエリスちゃんの正体が明かされていない時でしたからね……。その設定で大丈夫だと思います! (2019年2月3日 10時) (レス) id: d39d595e1e (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - 此処でのエリスちゃんッて普通の子供設定なンですか? (2019年2月2日 16時) (レス) id: ec7085eabe (このIDを非表示/違反報告)
エリザベート(プロフ) - 4番希望で!! (2016年9月1日 12時) (レス) id: 4126f800ee (このIDを非表示/違反報告)
みるの - 4を希望します! (2016年8月31日 1時) (レス) id: ae8c0f0041 (このIDを非表示/違反報告)
夜月☆彩(プロフ) - 1が読みたいです! (2016年8月30日 22時) (レス) id: 89f03b0b28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:臣民 | 作成日時:2016年7月28日 22時

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