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犬鷲 様リクエスト つー! ページ23

ある男は悩んでいた。
深い理由はない。ただ…


「女性を迎える仕事だけど…僕が何であんなカフェに…!」


言っておくが別にカフェが問題ではない。問題は…


「調べたよ…!その結果がジャズだ!」


BGMである。彼はジャズが嫌いなのである。
そして彼は人手不足ゆえに繰り出された哀れな指名手配犯。


「指名手配については裏通りのカフェらしいから
 まぁ、大丈夫だな。首領も言ってたし…」


そして乗り気でない指名手配犯はしぶしぶカフェへ向かう。

―――――――――――――――――――――――――…

だいぶ与謝野さんと色々話す内に打ち解けた。
だがしかし


「あははははは!」


狂ったように笑い始めた与謝野さんを止める術が分からない。


「出来上がってますね」
「真逆!もっといけるよ!」


嘘つけ。顔真っ赤なくせに。
とは言えない。与謝野さんを真似したとも言えない。

ちらり、と時計を見る。
だいぶ時間が過ぎていた。


「与謝野さん。時間大丈夫ですか?」
「勿論!仕事は終わってる!」
「流石です!」


違う。帰らせて下さい。


「あの、帰ります」
「愚痴に付き合ってもらって悪かったね!
 そのお礼に奢るよ!」
「はい、御馳走さまです」


有難う御座いました、と席を立つが…


「どこ此処…」


窓から見える景色は全く見覚えがない。
どうしよう帰れない。

与謝野さんに任せたいが寝始めたため断念。
どうしよう本当に帰れ


「見つけた!帰りますよ!」
「えっ」


いきなり店に入ってきた男性に腕をつかまれる。
うわジャズだ、とか呟いた男性に。


「あの!誰ですか!?」
「聞いてないの!?えっと、梶井基次郎!中原中也の部下です!」

「梶井…?」
「「あ」」


梶井と言う言葉で起きた与謝野さん。


「久しいねぇ…?ちょっと外行こうか?」
「あ、その節…ア―――――――ッ」


ズルズル引きずられて外に出る2人。
突如の断末魔。思わず耳を塞ぐ。

ちらっ、と外を見ると与謝野さんがしっかりとした足どりで帰ってる。
怖いが外に出てみる。

「梶井さーん…大丈夫ですか?」
「…Aさん…帰りま、しょ…」


しかし、代金払ってないことに気付き、結局払って帰る。


 


(与謝野さんをカッコいいと思った私は末期)

―――――――――――――――――――――――――…

こんなオチですみません。要望有れば直します。

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , エリス , オチまでが未定   
作品ジャンル:アニメ
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臣民(プロフ) - ハニーさん» まだエリスちゃんの正体が明かされていない時でしたからね……。その設定で大丈夫だと思います! (2019年2月3日 10時) (レス) id: d39d595e1e (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - 此処でのエリスちゃんッて普通の子供設定なンですか? (2019年2月2日 16時) (レス) id: ec7085eabe (このIDを非表示/違反報告)
エリザベート(プロフ) - 4番希望で!! (2016年9月1日 12時) (レス) id: 4126f800ee (このIDを非表示/違反報告)
みるの - 4を希望します! (2016年8月31日 1時) (レス) id: ae8c0f0041 (このIDを非表示/違反報告)
夜月☆彩(プロフ) - 1が読みたいです! (2016年8月30日 22時) (レス) id: 89f03b0b28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:臣民 | 作成日時:2016年7月28日 22時

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