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千尋 様リクエスト つー! ページ21

「お母さんから離れて!」
「ああ?子持ちかよ」


違う。とはとても言えない。


「どけよ」
「!」


エリスちゃんが蹴られる!
…と思っていたが上手くかわす。

しかし、アイス両手に1つづつ持つ子供と大人2人は分が悪い。


「いいよエリス!アイスは捨ててこっちへ!」
「やだ!」


親から願われた物が、とても大切なのだろう。


「…つーかさ、似て無くねぇ?」
「ああー!確かに!」


…何てこと…言うんだよ…!


「……お母さん」
「エリス、大丈夫。私がなんとか」
「お母さん」


2回言った。これは心が読めない。


「ねぇ、二人」
「あー…?」


突如、エリスちゃんが素早く耳打ちする
突如、男らが青い顔をする。


「…マジ、かよ」
「やべーよ…逃げようぜ…!」


すると悲鳴に近い声で走り出す2人。

エレベーターをちらりと見て、
来るのに時間がかかると分かると階段を使い、降り始めた。


「え、エリス…?」


瞬時にエリスちゃんが何かしたと分かり、
エリスちゃんを見るが…


「わぁ!お母さん!アイス融けてる!」


買いに行く前の変わらない笑顔を浮かべるのが怖いです。


「ね、ねぇ…何て言ったの?」
「知りたい?」
「えっ…?」


久作君の時のデジャブを感じる。
しかし、直感的に、本能的に、危険信号が出る。

好奇心も怖気づいたみたいだ。


「結構…です…」
「そう。融けてるよ」
「ああー!」


エリスちゃんの手が桃色と緑に染まってく。
幸い、服は染まってない。

慌てて受け取り2人で食べる。
急いで食べたせいで涼んだ気がしない。


「美味しかった?」
「お母さんと食べたから、尚美味しかった!」


何ですかその『君と食べたから美味しいかったよ』的な発言は。
ナンパですか。違いますよね。


「あ」


突然、先を歩いていたエリスちゃんが止まる。


「…似て無いのかな」


…あいつら、鴎外さんに頼んで潰してやろう。


「確かに、エリスの可愛さと私の可愛さは天と地の差だからね」
「そんなことない!お母さんは世界一可愛い!」


我ながらいいフォローができた。
そしてエリスちゃん


「照れるよ…」
「照れたお母さんも可愛い!」


嬉しいと照れが混じる。


「有難うエリス。お礼に服を買いに行こう」
「やった!」


その後、服の値段に驚くのもそう遠くない未来。


 


(マフィアすごい)

―――――――――――――――――――――――――…

どうでしたかね。要望有れば直します。

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , エリス , オチまでが未定   
作品ジャンル:アニメ
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臣民(プロフ) - ハニーさん» まだエリスちゃんの正体が明かされていない時でしたからね……。その設定で大丈夫だと思います! (2019年2月3日 10時) (レス) id: d39d595e1e (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - 此処でのエリスちゃんッて普通の子供設定なンですか? (2019年2月2日 16時) (レス) id: ec7085eabe (このIDを非表示/違反報告)
エリザベート(プロフ) - 4番希望で!! (2016年9月1日 12時) (レス) id: 4126f800ee (このIDを非表示/違反報告)
みるの - 4を希望します! (2016年8月31日 1時) (レス) id: ae8c0f0041 (このIDを非表示/違反報告)
夜月☆彩(プロフ) - 1が読みたいです! (2016年8月30日 22時) (レス) id: 89f03b0b28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:臣民 | 作成日時:2016年7月28日 22時

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