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『、、んふふ、最高』
「急に笑うのやめてくんない??また変なの読んでるし」
『変なのじゃなくて、腐な??』


 朝起きて、BL本を読むのが俺の日常。たまに色々妄想繰り広げて小説は書く。特に東リべとか、、。想像しただけでもう最高だからね。


  読んでる本を見た友達は「やっぱ一宮の事分かんな」と言った。うん、よく言われるから慣れてる。特に俺はThe陰キャだし、友達1人いる時点ですごいから。



「顔はそこそこイケメンなのに、勿体ないね。部活やればいいのに」
『嫌だよ、俺は陰キャを目指してんの』
「目指さなくてももう陰キャだろ」
『…それな。』



  現実を突きつけられるのはきついこと。だけどこうしてふざけられるのもいい事だと思う。はぁぁ、、腐仲間いないかなぁどこかに。なんて思いながら辺りを見渡す。



「ねぇ、あの鴉危なくね?」
『あー、ほんとだ。鴉って鈍いのもいるんだ』
「お前人の心な」
『お前もな。』



  道路にごみが落ちていたのかそれを貪る鴉。そんな鴉に段々と迫りよるトラック。あー、これ漫画でよくあるやつじゃん。普通の人だったら助けると思うけど、俺死にたくないから。それに飛んで行くっしょ。



  なんて思ってたけど、全然飛んでいかない鴉。もう、ゴミに夢中じゃん、一途に思うのはいいけどはやく逃げないと死ぬぞお前。「おれ、、助けてくる」と道路に向かって飛び出した友達。『は、?!』と俺も思わず飛び出したじゃん



『おいっ!後ろ、!!』
「やっぱ鴉であれなんであれ、死ぬとこみんのは無理だわ!」
『いやっ俺もお前に死なれても困るんですけど!!』



  前にいる友達は鴉を急いでおいやり、立ち止まったままそんなことを言った。クラクション流されてるのに、まだ間に合うでしょ、早く逃げろよ。「来んな、一宮」と自_殺する気満々の奴にそう言われてしたがうわけない。



『来るよ、ばぁぁか!』
「は、っ…お、い!」



__ドシャァァァァンッッッ!!!




  友達を急いで投げ飛ばして、俺はトラックに激突。あ"〜、、ヤバっい、、俺ほんとに死ぬかも。漫画の見すぎだってのは分かってるけどどうせなら転生したいです。


  友達が泣いてるのを目にゆっくりと瞼が閉じる。おれ、こんなが最後とかカッコよすぎ。陰キャなくせに。

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餡蜜(プロフ) - 半間くんとの絡みを!!めっちゃ面白いですこの作品! (1月4日 7時) (レス) id: ec46bafc7e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レイ | 作者ホームページ:http://0614  
作成日時:2022年9月22日 19時

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