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土曜日6 ページ16

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you side


口に合わなかったらどうしようかと思った夜食も、ぺろりと完食してくれたモトキくん。良かった。
やっぱり、美味しかった、と言って貰えると凄く嬉しい。


「それじゃ、やりますか!」

『ん?』

「深夜のスマブラ大会!」

『お!やりますか!』


コントローラーを受け取って、ガチガチなスマブラ対決。


『モトキくんもよくやるの?』

「空きがあったらメンバーとスマブラしかしてない」

『めちゃめちゃ上手そう』

「手加減とかしないからね」

『されたらやだ』


そう言って、スタートされたスマブラ大会!だが結果は負けに負けた。勝てた勝負もあったけど…!

ぐぬぬ…悔しい…!


「でもリンちゃんやっぱり上手いや」

『嬉しいけど悔しい』

「もう少しやる?」

『やりたい…!』


そこから1時間色々と教えてもらいながらスマブラを楽しんだ。ほぼほぼ一人でやっていたから、話しながらやるスマブラってこんなに楽しいんだっていうのも教えて貰って。


「吸収早いから、もっともっと上手くなっちゃうなぁ、リンちゃん」

『そう、かな?…でもがんばる』

「…もうそろそろ寝よっか」

『え、もうこんな時間になってたんだ』


時計を見ると、3時過ぎ。昨日といい今日といい、モトキくんといると、時間が過ぎるのがあっという間に感じた。


『…ん?』


昨日と同じように、一つの布団に入り込もうとすると、じっとこちらを見つめるモトキくんと目が合う。


「…腕枕、とか、していい…かな」

『えっ』

「…近くで寝たい…です」


耳まで真っ赤になったモトキくんがそういう。そんなモトキくんの表情に、胸がきゅっと苦しくなる。か、わいい…。何この人…!


『えっと…お、お願いします』

「…おいで」


手を伸ばして、横になるモトキくん。おずおずとその腕を枕に横になる。ち、かい………


「あ〜〜〜〜…やっばいね、これ」

『へへ、やっばいね』

「寝れなそうだけど、…おやすみ、リンちゃん」

『ん、おやすみ…モトキくん』


そっと、抱き寄せられて。さっきよりも体が、顔が、モトキくんの胸元に近づく。

モトキくんの、心臓の音がする。すごく、早い。
私も負けないくらい早いと思うけど、ドキドキしてくれてるんだ。って少しだけ嬉しくなった。

頭を撫でられるその感覚がすごく心地よくて、いつの間にか、意識を手放した。


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レモン - とても面白いです!私、モトキ君推しなので楽しめています。これからも体調に気をつけて頑張ってください! (2020年4月5日 16時) (レス) id: bbd6f120f3 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - 善処さん» 更新遅くなってしまって申し訳ないです……!そう言っていただけて本当に嬉しいです。ありがとうございます、更新がんばります! (2020年2月18日 12時) (レス) id: 828ff03d5d (このIDを非表示/違反報告)
善処(プロフ) - 何度もスミマセン。kikiさんの書かれるモトキさんの雰囲気が柔らかくて凄くときめきました…kikiさんのペースで大丈夫ですので、続き楽しみにしてます。 (2019年12月20日 17時) (レス) id: 977f9d8c0c (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - 善処さん» 善処様。嬉しいコメントありがとうございます…!嬉しいです、更新頑張れます。 (2019年12月12日 21時) (レス) id: 63f36c01d5 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - ゆりりんさん» ゆりりん様。ありがとうございます…!のろのろ更新ですが、これからも更新頑張ります! (2019年12月12日 21時) (レス) id: 63f36c01d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kiki | 作成日時:2019年9月19日 23時

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