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それから数日間
ものが無くなったり
暴力をふるわれたり
水をかけられたり
机が無くなったり……
いじめは続いた
『うぅ……ひっく…………ぐすっ……』
「大丈夫?」
『カルマ、う、うん大丈夫……だよ』
「嘘つくな
学校、休んだら?」
『ううん負けたくないから』
「何かあったら絶対に言って」
『うん!カルマは優しいねニコッ』
「無理するよ」
「あっきたきた裏切り者さーん」
家庭科室に呼び出された
『なに?』
「あんたさーもぶこさんと同じ目にあいなよ」
そういってカッターをとりだした
次の瞬間
ザクッ
『キャアッ!』
カッターで切りつけられた
ザクッザクッ
『ウッ……ウウ……』
ドサッ
痛みが強すぎて倒れてしまった
「あーああんたのせいで汚れたじゃん」
「かたづけろよ」
「もう行こうよ授業始まるし」
「だねー」
A
もう死にたいよぉ
私なんか消えてもいいよね
もういいや
つかれちゃった
「Aは?」
「カルマっ!?びっくりさせんなよ」
「A?そんなやついたか?-w」
「お前らふざけんじゃねぇぞ!」
「裏切り者の見方してんじゃねぇぞ」
「いくら彼女だからって」
「後で後悔するよお前ら」
「んなわけねぇだろ」
「悪いことしてないし」
「チッ」
「それより席つこうぜ」
「おうっ」
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作者名:アクアマリン | 作成日時:2018年4月5日 0時