検索窓
今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:21,303 hit

24 ページ19

そうこうしてるうちに試合当日になった

チームZ vs チームV

(この試合、きっと面白くなるだろうな……)
ほんの数日だけだがチームVで共に過ごして分かった。
凪はまだ自分の持っている力に気づいていない。というか気づくきっかけが今まで来なかったのだろう…

凪が覚醒したら少なくともチームZから見て今まで以上に厄介な敵と変わるだろう。

今回の試合でそんな成長が見られるかはまだ分からないが、きっと何かしらの変化は見られるはずだ。

(面白いもの見せてくださいね、チームZ)




━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━

ピピッーー

試合が始まった。

最初はチームZもやる気に満ち溢れていた。相手の戦法を研究して準備万端のつもりでやってきたのだろう。彼らは御影、剣、凪この3人をマークして挑んだ。

しかしここで現実を突きつけられた。凪と御影、この怪物のようなコンビを目の当たりにし歴然とした力の差を感じてしまったんだろう。

(そりゃそうなりますよね……)

ここでチームVが1点を取った。相手達の凪を見る目が変わったのは一目瞭然だった。チームZは今度こそはと止めに入ったが、あれよあれよという間に凪と御影の流れに流されてしまっていた。しかし、チームZにも化け物はいた。

「確かに、あいつらのゴールはスーパースペシャルだよね。」

「だったら簡単じゃん……こっちもスーパースペシャルになればいい…!!」

蜂楽は1人で敵陣地に悠々と乗り込み数々の技を巧みに使い御影、剣‪までもを潜り抜けた。

「いいね、いいね…どうせ俺たちは世界一のストライカーになるためにここにいるんだ! お前らくらい倒せなきゃそれまでのストライカーって事だね……!!!」

蜂楽はそう言いゴールを決めた。蜂楽の決めたこのゴールがチームZの士気をあげた。先程までのチームVに押されていた流れも変わっただろう。

(あと65分…必要なのはエゴの進化……)


「なーに盛り上がっちゃんてんの、さっきまで死にかけだったくせに……」

「ん? なんか玲王怒ってる?」

「別に…ただサッカー歴半年の俺と凪の無敗記録に傷がつくのが嫌なだけだ。」

(サッカー歴……半年!?)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
文字数の関係で次行きます!すみません…

25→←21



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
144人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ニャオハ立つな! - オリフラたってますよー (2022年12月25日 3時) (レス) id: 6b5b2130a0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:米だ | 作成日時:2022年12月19日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。