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「杉元とアシリパちゃん許さねーぞ！！
あー痛い痛い！！頭掴まないで痛い！！」
白石がそう叫んだ時、キロランケが動きを止めた。
そして、杉元の顔を見て、ポツリと呟く。
「杉元……不死身の杉元か？」
キロランケの言葉に私達の間に緊張が走る。
私は白石の頭から手を離した。
杉元が、声のトーンを落として問いかける。
「なぜ、それを？」
「俺は第七師団だ」
その答えを聞いた途端、杉元は腰の短剣に手を掛けた。
咄嗟に私は声を出す。
『ッ鶴見中尉の部隊じゃないだろ？
キロランケのような男はいなかったはずだ！』
「…」
キロランケは一度俯いて、煙を吐き出す。
そして再び顔を上げた。
「俺の居た小隊の中尉は、他の中尉だ
それに俺は除隊して以来、誰とも関わりは無い」
そう答えたキロランケを見定めるように、
杉元はじっと彼を見つめた。
数秒間、静寂が流れる。
暫く見つめあった後、杉元は息を吐きながら
キロランケから目を逸らした。
「確かに第七師団は2万人からなる。
鶴見中尉の隊とは限らないか」
杉元がそう言うや否や、アシリパさんが立ち上がり
同じように立っている私を見上げた。
「待て、A。
なぜキロランケが鶴見中尉の隊じゃないと言い切れる」
アシリパさんが、私を鋭い視線で見つめる。
私は、慌てて両手を顔の前で左右に振った。
『ま、待って！私は鶴見中尉の隊員だったけど
決して隠してた訳ではないんだ…っ！！』
杉元が、疑うような目で私を見つめる。
その目を見た瞬間、頭が真っ白になって何も言葉を繋げられなくなった。
何か言わなきゃ、味方だって証明しなきゃ。
でも、口がはくはくと動くだけで何の言葉も出ない。
だって、貴方にそんな目で見られたことないから。
「Aがもしも内通者だったなら、
今までの第七師団の動きの辻褄が合う」
アシリパの言葉にニシン場に第7師団がいた時の事が、
脳内に浮かぶ。ごくりと唾を飲み込んだ。
私は、俯きながら震える声で語りかける。
『私が、金塊争奪戦に参加したのは、
弟の医療費の為だ。でも、理由は他にもある。
それは、杉元がこの戦いに参加すると知ったからだ』
私は、ぐいと顔を上げて杉元を見つめた。
私の顔を見て、杉元は目を見開く。
『杉元の為になりたくて…今まで着いてきた。
でも、もし私が信用出来なくて、邪魔だと思うなら。
私は今すぐでも居なくなるから…だから…！！』
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セミ⭐︎ - 月島ァン“！！ (4月27日 19時) (
レス) @page42 id: 6201ff5e9e (このIDを非表示/違反報告)
セミ⭐︎ - ゲンジロウちゃん可愛いですよねぇ、「上手く、踊れない、ブヒィッ！」が好きすぎてもう1日に最低一回は見ていますw (4月23日 17時) (レス) @page37 id: 1c9608ec9f (このIDを非表示/違反報告)
作者 - セミ⭐︎さん» 本当にお待たせしました…！今後は更新頑張りますね！！自分の推しキャラは谷垣と杉元と月島です。早く谷垣を踊らせたいです^^ (4月22日 16時) (レス) id: f336fb7281 (このIDを非表示/違反報告)
セミ⭐︎ - ぬおぉ！更新ありがとうございます！ずっと待ち侘びておりました！すぎもっちゃん、夢主ちゃん、､､､ぐへへへh、ン“ん、すいません尊すぎてつい、作者様の推しキャラはおりますか？自分は複数人いるのですが杉元、尾形、月島が好きでございます (4月22日 15時) (レス) @page36 id: d5e2d1caf3 (このIDを非表示/違反報告)
セミ⭐︎ - 作者様、大丈夫ですか？無礼は承知なのですが、続きが欲しいです。こんな気になるとことで終わられては、夜も寝れません！何かあるのでしたらご報告お願いします。更新できなくなってしまったなど、何かお願いします (4月12日 22時) (レス) id: d5e2d1caf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠いです。 | 作成日時：2024年3月21日 0時
